ヨーロッパ人の歪んだ「終末論」脱炭素カルトと中国の戦略的打算でBEVを強要されることへの対応

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 とにかく、とどのつまりは全くの仮説でしかない「二酸化
炭素濃度での気温上昇、気候変動」という欧州発、アメリカ
や国連機関も大きく絡んでいるが、そのいわば多重的な一元
論によるグレタ教、あるいはゴア教、二酸化炭素が気温上昇
、温暖化の原因である、⇒気温が1、2度上昇するだけでは
なく、数知れぬ異常現象が付随して生じる、⇒21世紀末には
このままでは人類は生存できない、⇒だから「人為的二酸化
炭素排出の抑制」は絶対的に必要である、⇒だから車はBEV
か水素燃料電池車にしなければならない、・・・・・という
ことらしい。とんでもないカルトというほかないが、この仮
説を史上最大のドグマとなった、「脱炭素」カルトがあたか
も地球上を支配しているかのように少なくとも国内メディア
は報道次元を超えた大衆操作、世論誘導に血道を上げている
わけでらう。既成メディアはこのカルトに便乗こそ、生き残
りの絶対条件と思い込んでいるフシがある。仮説というより、
仮説以前だが、欧州人にはこのような形を変えた終末論に取
り憑かれる傾向が強い、欧州の出張所とも言えるアメリカ
も共通の性格がある。

 トヨタも全面服従で基本、BEVをほぼ乗用車では全車種に
加える、別に選ぶ選ばないは勝手でも、政治家たちはこの
国際カルトに完全に沿う以外に選択肢はない、というようで
官僚たちはこれを機会に省益拡大を狙うわけである。とにか
く教育段階から「CO2地球温暖化」気候変動論は生徒たちに
叩き込まれ、日々の気象報道も「やたら暑さを強調」する絶
叫である。全てはCO2地球温暖化、気候変動論というヨーロ
ッパ人の何度も繰り返された「終末論」の歪んだ窮極という
ほかないが、まさにすべてがこれ一色に塗りつぶされてメデ
ィアの日々洗脳は止むこともない。

 もうBEVの問題を繰り返し、述べてもメディアの必死の
生き残り戦略がカルト便乗だから、正直、むなしいだけであ
る。

 古来存在した電気自動車、水素FCVも古い、それらがなぜ
社会に普及しなかったのか、その本質的欠陥は変わることは
ない。用途と使用条件を限ればBEVも十分可能だ、だがそれは
決してBEV全面化ではあり得ない。社会の混乱と経済の破壊で
ある。ヨーロッパ人は21世紀においてまたしても、終末論で
世界を混乱させ、また中国の巧妙な戦略的打算がBEV,太陽光
パネル等、「幾度も投げ出された枯れた技術」が亡霊の様に
復活し、さらに強制されようとしているという、世界史的な
事情が根底にある。

 考えてもみたらいい、1時間走るのに2時間以上は最低充電
しなければならない車を通常の仕様に利用できるだろうか。中
国は従来車では太刀打ちできず、と見てあアフリカなどに早く
から資源目的で進出、資源を発掘からダウンストリームまで
抑える戦略を行っている。

 スマホは24時間使用でも1時間充電で十分だ。EVがいかに
実用に難があるか、である。

 もうどうなっても知らないぞ、というほかないが、人間愚の
辿り着く先を見るのも面白い、とはいうものである。

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