宮古島、陸自ヘリ墜落、「読売リーク」でお茶を濁し、うやむやの可能性、岐阜陸自乱射が追い打ち

陸自は何かと試練災難が降りかかる、昨日の岐阜市の陸自
射撃場での18歳候補生の上官への発砲。偶然でなく、構造的
な問題が潜む、と言わざるを得ない。ますます少子化、韓国
も出生率は低く日本の半分くらいだが、徴兵制がある。むろん
、徴兵制など日本では無理だし、あってはならないと思うが
隊員をどう募集し、訓練し、安定した精強な陸自を維持でき
るのか、である、が現実は厳しい。防衛大は幹部養成だが、
20%以上は退学し、さらに卒業しても任官拒否が15%を超え
る状況である。だがそれはいいとして、一般隊員の確保であ
る。今回の件でイメージはさらに悪化し、募集にも大きなマ
イナス要因となる。前回、1984年の山口陸自は明確な精神異
常であったからレアケース、例外的だが今回は構造的である。
前回乱射は大阪経済法科大を中退のKが自衛隊入り、姫路駐屯
地を脱走して警察に捕まり、戻された。その挙げ句だが、その
中から精神異常が事件を招いた、かくもクズ的人間しかいない
ない・そうではないと思いたいが、岐阜事件は取り返しがつか
ない。
しかし宮古島の陸自ヘリは読売の「リーク?」があった
のみ。それでメディアも「もう終わりました」かのようなスタ
ンスで報道の義務を全く果たしていない。フライトレコーダー
の「録音」だけがリーク?したかのような読売記事、「エンジ
ン出力低下」で操縦士があせる、すぐに録音が終わった、エン
ジン不調でほぼ即座に墜落、・・・・・識者?コメント「これ
でメカの異常とわかった」、・・・・・本当だろうか。別に
ローターが吹き飛ばなければ、出力低下ならすぐに墜落などあ
リ得ない。まして二機搭載のエンジンである。都合よく、同時
に出力低下するものだろうか。念に念を入れた整備のヘリで。
おまけにレーダーから消えた地点とまとめて発見場所が10Kmも
離れている。即座に墜落で10kmも移動できたのか?奇怪である。
天候はまずは絶好であった。
世界でも実は最強クラスの自衛隊、という空疎なフレーズが
踊るが、それ以前の問題がある。しょせん、みせかけの軍隊、と
云って過言ではない。岐阜陸自の事件のイメージ悪化の影響は深
刻だ。
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