国民の生存権、健康権を崩壊させる健康保険証廃止の暴挙のバカ政治家たち

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 つまるところ「健康保険証の廃止」の目的は国民すべてに
マイナカードをもたせることである。「デジタル社会推進」は
実は真っ赤なウソである。目的は半世紀以上前から政府の念願
であった「国民総背番号制」の実現、つまり資産収入などを完
全に国が把握するためである。最初はマイナカードは任意といい
、ついで「健康保険証を廃止」しマイナカードに統合すること
でマイナカードを実質、強制できる。健康保険証を廃止し、マ
伊那カードに統合するメリットは保険診療にはまったくない。
運転免許については免許証、健康保険診療では健康保険証が最
も使いやすく利用価値がある、当たり前である。あまりに奇怪
な健康保険証廃止、マイナカードの統合という国民に不利益な
暴挙が、「デジタル社会推進」という口実で行われようとして
いるのである。目的は国民の資産収入、、またあらゆる情報の
把握を国が行えるという「国民総背番号制」の大願成就という
ことだが、健康保険証廃止は国民の健康権、ひいては生存権の
を根底から破壊する可能性が高い。

 まずマイナカードを作れない、さらには今後、5年後の更新
を行えない人が続出する、というかすでに続出しているのであ
る。

 マイナカードを作るために役所に行けない人が多すぎるので
ある。代理というわけにはいかない。顔写真も必要だ。寝たき
りの高齢者などはもちろん、車椅子レベルの人でも役所に行っ
て行列に並び、マイナカードを作るなどまず困難である。さら
に大きな問題は更新である。役所に本人が出向かねばならない。
健康保険証なら代理人でいいし、郵送してくれるものだ。手間い
らずだが、マイナカードとなると役所に出向けず、最初から作れ
ない人が多い。すでに顕著である。

 体が動かせにくい高齢者などがマイナカードを作れず、また
更新できず、となると健康保険証が廃止されたらもう保険診療
を受けること自体ができなくなる。もはや健康に生きる権利、
治療を受ける権利を奪われてしまう、役所が出張してくれるはず
もない。まさに生存権の危機というほかない。何もバリバリに動
ける人ばかりではない。健康保険証の廃止は体が動かない、動か
しにく人を直撃する。

 それにしても、健康保険証さらに運転免許証までマイナカード
で廃止なら、マイナカードも作れず、役所に出向けず更新も出来
ず、また作ってもマイナカードを紛失したら、どうやって身分
を証明するのか、まさに、名無しの権兵衛である。

 副次的に重大なことは市役所、区役所、などがマイナカードの
受付に亡殺され、本来の役所業務が大きく深刻に阻害されてしま
うことだ。

 また保険医療機関はオンライン資格確認に際し、マイナカード
に保険資格が反映されないという事態が続出して困り果てている
。マイナカードに正確に迅速な反映は役所に出向き、手続きする
しかないが、役所も即座の対応はできない、ましてマイナカード
へのリアルタイムでの反映は無理というものだ。現実に資格は
目まぐるしく変動することがある。

 また機器の故障、パソコンのトラブル、実は先日、受付のPC
がBIOS破綻で、マイナカードを例の機器にかざしただけでPCに
異常をきたし、診療がストップ、レセコンメーカーに電話、代替
のPCを大急ぎで持ってきてなんとか再開できた、が数時間も無駄
になった。またアプリのクラッシュ、停電、「これで一発、全て
が止まる」という要因が多すぎるのだ。それらは滅多に起きない
、というものではない。

 つまり「国民総背番号制」、国民の資産、所得、などを国が完
全に把握するための総背番号性をマイナカードというものを作り、
強制のため健康保険証を廃止、マイナカードの統合という見え透
いた暴挙に出たのである。「デジタル社会」が聞いて笑わせると
いいうものだ。また国政選挙で、こんな政治家共を選ぶというこ
とだろうか、とんでもないバカ政治家どもだ。

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