健康保険証廃止で殺される「役所に出向けない膨大な人たち」、もはや「革命」しかないのか?

  images (25).jpg
 国会は民意などはお構いなしに暴挙の法案を成立させる。
与党の「賛成多数」党議拘束で、「2024年、秋の健康保険証
廃止」法案が可決成立した。しかし、「デジタル社会」推進
のために、なぜ健康保険証が廃止されねばならいのか、政府
、与党は国民の健康、医療を受ける権利を人質にとって、何
とも我流の「デジタル社会」推進で暴走繰り返している。「
役所などに出向かなくてもいい、」のが「デジタル社会」の
恩恵と云うが、では「マイナカード」の作成、更新のために
役所、市役所や区役所の「本人」が必ず出向かねばならない、
考えてほしい、寝たきりの人は高齢者以外でも決して少数で
はないし、寝たきりほどでなくとも、脚が不自由、重篤な持病
、車椅子など、自分で役所に出向いて長い時間待つ、など出来
ない人の数はあまりに多く、そのような役所に出向けない人こ
そが当然ながら医療を必要としているのである。

 マイナカードの申請、今後の5年毎の更新、全て「本人」が
出向かねばならない、というなら、そもそも医療を必要とし、
現に医療に浴している多くの人はマイナカードなど、そもそも
も申請出来ず交付も不可能、さらに今後の更新も同じである。

 従来は健康保険証の申請は本人でなくともよく、毎年、新た
に郵送されてきたから、まさに手間がいらない、これでなけれ
ばならないが、「デジタル化」の口実でマイナカード必須の健
康保険証が人質にされたのでは、本末転倒どころの騒ぎではな
いだろう。

 国政選挙など、馬鹿げた手間と費用を省くため、オンライン
投票にすべきだろうし、キャッシュレス化を推進することも重
要だ。デジタル社会と言って、あまり似たような側面を持つ。
何も焦って、見当違いな国民に重大被害を与える手段を講じる
必要も正当性もない。デジタル社会のお題目にせよ、地道な方
策はいくらでもあるのに、筋違いも甚だしい健康保険証廃止で
とんでもない巨大な被害、迷惑を正当化だから、断じて連中を
このまま、やりたい放題にはさせられない。  

 デジタル化、デジタル社会といって、最重要な健康保険証
を廃止してお題目による社会悪、思考停止に浸り切る政府、
与党、官僚のまさに、国民を死に追いやりかねないウジ虫
ども。それでも総選挙をやれば、みずからの拵えた選挙制度
で「大勝利」確実というのだから国民が救われるメドはない。

 これで政府が聞く耳はない、と言うなら、もはや冗談でなく
「革命」を起こすしかないといわねばなるまい。

この記事へのコメント

killy
2023年06月22日 20:27
矢掛町も某公民館は、毎年各戸500円を集金していますが行事に参加できない方は無視です。館長は表彰され、国中が狂っています。