国民完全管理と医療費大幅削減、政府の露呈する本音、健康保険証廃止とマイナカード
ここに来て健康保険証を廃止、マイナカードに統一の政府の
本音が見事に露呈してきた。中国のような完全管理社会なら一枚
のIDカードで基本、事足りる。これは国が国民の情報を完全把握
と一体である。国民の側から便利、例えばパスポートもIDカード
でいける、国民から便利は便利でも個別なカードがあって特段に
困るわけでもない。第一は国による国民の情報の管理による統治
の全体主義である。
マイナカードは中国のIDカードとは異なるが、デジタル社会化
という、日本人がいかにも信じ込みやすいプロパガンダで、国民
の情報の完璧な把握という実質の目的の達成の手段である。そも
そも利便性も何も、マイナカードを作れない人が高齢者、病人を
中心に大量に発生する。役所には本人が出向くしかない。しかも
更新が5年に一度である。撮影など無理というのが、むしろ普通
であろう。すでに介護施設、長期入院患者などでマイナカードの
断念が大量発生している。これで健康保険証が廃止なら、国の
医療費削減、しかも莫大な削減が一気に可能となる。国は姑息
な制度新設で「国の本音の露呈」の隠蔽を図る、官僚の狡猾さ
は際限がなく、ろくでもない政治家の取り込みなどあまりに容
易である。
国民健康保険制度という国民生活を最も根底で支える制度は
確立された健康保険証の運用と一体である。このマイナカード
への吸収が従来の作成も容易、新たな健康保険証は郵送される、
ますます高齢化の日本で、この使いやすい健康保険証の重要さ
は測りしれない。
デジタル社会化という、洗脳しやすいプロパガンダで安定さ
た運用、国民生活に最重要な健康保険証を利用し、一気に、
国民情報の完全把握に道を踏み出そうという、しかもさらなる
目的は決してマイナカードを作成も、また更新も困難な莫大な
人々を、最も医療を必須とする人たちを医療から排除し得る。
プロパガンダが現実の破壊、国民生活の破壊を正当化できる、
悲願の医療費削減という目的も達成される。
オンライン資格確認、あの専用パソコンに100以上の複雑
な設定を重ねる異様さを見たら、官僚のまさに「2つの巨大
な目的」達成への執念をいやでも痛感する。
このような事態のために現在の国政選挙の制度があるわけ
である。必ず自民党、与党は勝利する。次回もである。医療
難民化する人たち選挙には行きにくい。全て見透かされてい
るのである。
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