オンライン資格確認、医療機関としてはメリットはほぼゼロ!マイナカード強制に利用されただけの健康保険証

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 今日、2023年6月30日に「オンライン資格確認」システム
導入に要した費用として国から40万円と少し、が振り込まれ
たようだ。でも導入にまつわる途方もない手間暇、さらに、
結果としてレセコンまで変更の羽目となって、そのレセコン
に慣れるという莫大な労力、「オンライン資格確認」自体に
従来に増してのメリットなど実質皆無、逆に従来にはあり得
なかったトラブルの要因を数多く抱えこんだわけで、保険
医療機関としては、ただただ迷惑なだけ、患者さんもそうだ
ろうと思う。オンライン資格確認は実態が反映されていない
ケースも少なくない。また例の顔確認のカメラし仕様の途端
にパソコンがクラッシュ、リースのパソコンがクラッシュし
て診療受けつけが停止したり、導入で散々な経験をしている。
従来からの「お薬手帳」で十分だし、初診時の確認でこれも
持病、他の医療機関での受診などたやすく分かるし、まった
く「オンライン資格確認」の意味はほぼゼロと断言できる。
逆にディメリットは多すぎる、ただ国策だ、デジタル社会化
だというお達しの権力の咆哮ばかりが聞こえる。

 挙げ句に「健康保険証廃止」、まあ数少ないメリットは
「落とした健康保険証を拾われ、サラ金で使われない」程
度だろうか?マイナカードには「顔写真」があるからだが、
これほど、またいい加減なものもない。失笑してしまう。
霞が関の官僚、政治家がそこまで執念を燃やすのは、つまり
個人に特定の番号を割り振るだけで満足せず、マイナカード
絶対というのは、マイナカードによって初めて国の国民の
情報完全把握、管理が可能となるからだ。つまり合理性から
生まれたものではなく、国家主権拡大思想の産物ということ
である。

 オンライン資格確認の保険医療適用、からすれば運転免許
をマイナカードに統合すればメリットもなく、皆無ではない
にせよ、とんでもない負担が双方に生じるだろう。「話せば
分かる」ことを恐るべきリスクがかけられるのである。

 日本ように戸籍制度、言語の表記法、住居表示、年代の世界
唯一の元号使用など、「根本に不合理」を抱え込んだ国が、こ
のような見せかけにデジタル化?を行ったらその結果はどうな
るか、である。既に答えはでているが、霞が関には通じない。
大げさでなく、国民と霞が関の全面戦争でもやらないと、まと
もな生活が侵害されるということだ。デジタル社会!といって
動機が国民のためではなく、国家支配の強化のためは見え透い
ている。本末転倒ということだ。

この記事へのコメント

killy
2023年07月01日 15:46
世襲大臣とエクセルも使えないスタッフが取り巻きにいると、国民が大迷惑します。