過食、大食いは健康を害し、寿命を縮める最大の要因!公共の電波で「大食い番組」は自粛すべき

全く当たり前のことを云うようだが、あの出口王仁三郎
の父親、仕事をしなかった、なにか云われると「世の人間
で食べなさすぎて死ぬ人間はほとんどいない、皆、食べす
ぎて死ぬのじゃ」と、あっけらかんと仕事もしない生活ぶり
を注意されてそう応えていたという(『巨人出口王仁三郎』
より)それも昔の話だが「世の人間は皆、食いすぎて死ぬ」
は普遍の真理である。もちろん、極端に食料不足とか、い
うなら別だが、基本はその通りである。健康には空腹くら
いがちょうどいいい、誰しも空腹時の体調の良さは感じら
れると思う。半日断食は健康には有効と思う。食物の消化、
吸収に費やすエネルギーはフルマラソンに匹敵というく
らいだ。雑食性の極端な人間の場合は食物を分解、栄養
素別に仕分けして適所で吸収、それを肝臓に送り、肝臓が
蓄えたり解毒したり、肝臓を経由させて、栄養素を身体が
利用することは超負担だ。点滴栄養は絶食と同じと云われ
る所以である。人間は特に消化器系の負担が過重となりや
すい。過食、悪食、過剰飲酒は自殺行為と云って何の言い
過ぎではない。
何でも過剰は健康を害し、寿命を縮める、無論、陳腐な
生活の智慧でしかないが、今の世は、人は食べ過ぎ、また
往々にして飲みすぎている。栄養の過剰、また大食は消化
器系への過剰な負担、また肝臓に過剰な直積で脂肪肝をも
たらす、消化器系こそまず健康、長寿のキーポイントである
というのは紛れもない事実である。少食こそは健康、長寿、
というべきだが、無論、例外はある。
非常に不見識なことだがテレビ局が大食有名人を番組に出
し、大食に半ば憧れる風潮を作り出していることである。
元来、人の体にとって必要以上の栄養、摂食は有害である。
一般人で、大食のノウハウを考え抜いて有名人化して、とい
う方もおられる。その結果の不幸な結果も報道されている。
まず必要もない大食は悪徳とあると同時、健康を害し、寿命
を確実に縮める。特異な人間がいるように見てもそれは違う、
かならず、好ましくない結果が生じる。
大食い番組は論外としても、日頃の生活習慣、食習慣として
過食を可及的に避けるという習慣の涵養は重要と言わざるを得
ない。それにしてもいくら民放でも、公共の電波で大食い競争
を娯楽化し恒常的な番組とするなど不見識も極まりない
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