今こそ、少食の健康法の大切さを!過剰な食事、飲酒は脂肪肝を招く

別段、古来云われている通りで「腹八分に病気なし」の
古諺、私は七分いかと思うが、とにかく過食しない、こと
は陳腐だが人の健康には最も重要であろう。それもただ漠
然とそう思うだけでなく、ちょっぴり医学的に考えてみる
のも意義がある。
まずポイントは胃腸と肝臓である。人間は食べ物を摂取
しても、そのまま利用はできない。胃や腸で、食物を分解
し、栄養素として吸収し、それを肝臓に貯蔵し、その栄養
素を利用しやすい形にして貯蔵しておき、必要に応じて
それらを分解し、利用する。エネルギーも貯蔵している
わけだが、過剰な摂取、食事やアルコール、甘いお菓子など、
必要以上のエネルギーを蓄えると肝臓に脂肪として蓄積し、
脂肪肝を招く。糖尿病や肥満、結果として最重要臓器の肝臓
の機能低下を招く。
胃腸などで分解吸収、肝臓に蓄えられ、要は肝臓を経由し
ないと栄養素は身体に一切利用されない。点滴信仰が日本人
は強いが、点滴栄養はだから絶食と同じである、高カロリー
輸液も百害あって一利なしである。
胃腸などの消化器系への過剰負担、肝臓への過剰な蓄積、
その結果の脂肪肝は健康の本源を崩壊させる。
健康と云って実は難しくなく、タバコは論外、酒は控える、
禁酒でなくても良いが、晩酌などの常時の飲酒の習慣は控え
る、空腹を感じたら適量を食べる、という当たり前を実践し、
習慣づければいいだけである。
肝臓は解毒作用も行うが、過剰なアルコール、薬物の摂取
も肝臓に時偉大な負担を与え、致命的な肝疾患に至る。
臓器も多いが、肝臓、それに至る消化器系は健康の本質的部
分であり、消化器系、肝臓にとにかく余計な負担を与えないと
云う生活習慣、食事習慣の涵養で基本的に健康は保たれる。健
康維持に別にお金はかからない。
この記事へのコメント