山鳩がカラスに食われてしまった!

今日の昼休みだが、本宅の庭と外の斜面の雑木林を隔てる
塀の上をカラス、でかいカラスが何と鳥を咥えて歩いている。
造園の樹木の間から塀の上を歩くカラスの足が気持ち悪くも
あった。カラスのくちばしには灰色の長い羽が、もうなり食
べてしまった?でも実にイヤーな光景である。いつも、のど
かに鳴いていた山鳩だからカラスにしたら見つけやすい、に
しても大きさ的にはあのカラスより多少小さいくらいだ。お
となしい性格でのんびり屋さんだから、あの獰猛なカラスの
犠牲になったのだろうか、もうあの鳴き声が聞けなくなる?
のかと思うと寂しくもある。
カラスも性格が多彩で、子供の頃、自転車に乗って包丁を
研ぐ商売のおじさんがいた。後ろの荷台に工具箱、その上に
手なづけたカラスがいた。カラスの親父、だったが、それが
いつだろうか、1962年、昭和37年の4月、生放送のNHK[「私
の秘密」に出演、カラスの芸を披露、にしても高橋圭三さん
からバトンタッチの八木治郎アナウンサーでなんともギコチ
なかった。ちょっと不手際もあった気がする。出演して一ヶ
月くらいだろうか、おじさんが商店街にやってきた。皆が周
囲によって話を聞いたが、記念撮影の出演時の写真を一枚、
手帳にいれて、「テレビに出て一万円もらった」交通費は出
たにせよ、出演の謝礼が一万円とは、あの時代、子供が聞い
ても「ちょっと少ない」と感じたのは否めない。その年、10
月ころ、商店街の西町に来て周りに子どもたちが、同級生mの
竹内もいたが、それが、あのカラスのおじさんを見た最後にな
った。カラスもあそこまでて手なづけることが出来る、にし
ても野生のカラスは凶暴である。ごみを少し早く出すと、すぐ
穴を開けて中を漁る、油断も隙もない、・・・・・
しかしカラスは雑食性とは云うが山鳩を食べるとは、である。
山鳩、というか鳩の天敵は多いと云うがカラスはその中でも重
要な存在である。いつも鳴いていた山鳩と見て間違いないだろ
う、位置的にそうだし、色合い、長い羽が似ている、他に該当
の鳥はこのあたりにいない気がする。
秋の虫は夜はりんりん、日が短くなった、暑さは続く、地球
温暖派がますます勢いづくようだ。かほどうるさきものはなし、
である。ま、しばらくの辛抱だ。
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