倉敷のアイビースクエア「エメラルドホール』で田原総一朗さん講演会に、戦闘的リベラリストの生き方に感銘


 別段、絶対的支持政党はないが自民党、橋本岳の政経ーテ
ィーの前段、田原総一朗講演会に行ってきた。行くと行って、
まず政経パーティーの会費を納入しなければいけない、あの、
今年、G7の分科会が開かれたアイビースクエアのエメラルドホ
ールデの講演会、多少、ガラガラを予想したが、まったく押す
な、押すなの盛況ぶり、講演後はやや歩いて懇親会会場だが、
田原総一朗さんも私も?講演会でそのまま来賓出入り口から
帰途についた。

 エメラルドホールだが、一般客のは入り口が分からなかった、
まず美観地区の方向からアイビーに入ると横長のホールが目に
入る、・・・・・歩いて近づいて、「はて、入り口は?」右の
方に傘立て、「あ、ここか、とそこから入ったら、どうやら「
来賓用入り口」だったようで私は一般参加の受付からに入場と
逆方向だったわけだ。だから受付無しで入ったようなものだ。
でも一般参加の入り口は渋滞であったからやむを得ない。ただ
し、橋本岳政経パーティだけで、これだけ人は集まらない。
田原総一朗さんの講演会の魅力が人をこれほど集めたのだ。

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 田原総一朗さん、やはり右も叩けば左も叩く、自在の、タブー
に挑戦というスタンスは魅力がある。でも1934年、昭和9年の
お生まれ、成長期は厳しい時代だったと思う。

 40分程度のご公演、内容はご自身の来し方、東京12チャンネ
ルというマイナーな局でタブーにチャレンジの道は始まって、
結果、退職の羽目に、神奈川県の原発推進団体の結成のうらで
電通が画策していたとすっぱ抜いたことが原因だったとか、

 つまり右翼でもなく左翼でもない、『戦争体験のある最後の
世代」というジェネレーションが必然的に田原さんを戦闘的な
リベラリストにしたといえる。処世術で右傾化する最近の若い
政治家、右翼女性政治家、などはやはる実体験に基づく信念から
許せないだろう、とは思う。天皇制、被差別部落問題など取り上
げにくいタブーテーマへの挑戦、も話された。昭和天皇戦争責任、
正直、絶対的な最高責任者、だった昭和天皇に「何の責任もない」
というならこの世に責任などないだろうが、正直、明治以降、あ
のような天皇制神政政治の路線が正しかったとは思えない。

 ただし、気候変動論にはマインドコントロールされておられる
ようで、本音までは、分からないが、これは流れに抗する気概は
見られなかった。もし気候変動論はウソ、と言放てば、田原総一
朗さんでもテレビは干されるだろう、それほどの強力な何かが、
世界をマインドコントロールしているのである。

 でももう89歳、帰りも一般用出入り口のあまりの渋滞に空いた
来賓用の出入り口から余裕の退出、出口付近でフと横を見たら
白髪の田原総一朗さん、ちょっと腰が曲がり気味、待っていた、
一般車のミニバンに乗られ、帰られた、倉敷に一泊などなさらな
いようだった。本当に、これまでの奮闘ぶりは大変なもの、御苦
労様という思いで車を私も見送ったのだが。私もそのまま外に出
た。年齢的に仕方ないが、ちょっと腰を曲げ加減で、実は年齢か
らしたら、かくしゃくだと思うが一抹の寂寥も感じた。

 田原総一朗さんを乗せたミニバンが出ていく

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この記事へのコメント

killy
2023年09月11日 09:04
今年の猛暑について最近数回TVに出演解説されている、三重大学教授・立花義裕氏は「偏西風の極端な蛇行」を解説されました。
スタジオに大きな世界地図を貼り、サインカーブのような定規で偏西風の状態を説明。ヨーロッパもアジアもカルフォルニアもサインカーブの上にあたり熱波が来やすい。季節が変わり偏西風のカーブの下になると、厳冬というわけです。
Co2説はありませんでした。