やっと日の目を見る福山駅前再開発、キャスパ跡地にアルファゲートタワー(北棟、中棟、南棟)2024年春開業


 本当に長年、正直、あまりの醜態を晒したJR福山駅前再開発、
元町再開発、繊維ビル跡再開発は順調に進んだが、最も期待が
込められていた伏見町再開発は完全に崩壊した。だがその向か
い、キャスパ跡地はついに来春、2024年春にアルファゲート
タワーが開業、「のぞみ停車駅」になんとかふさわしい、駅前
の姿に辿り着けた、無論、南口を出て左手の伏見町再開発は、
ついに断念された。だが「キャスパ」が2012年、閉店、なんと
か解体撤去、穴吹興産、鞆鉄道などによるアルファゲートタワー
が建設着工され、来春、開業の運び、北棟(地上25階)、中棟
(地上10階)、南棟(地上7階)建設主体は北棟は穴吹興産、
中棟はキョーエイグループ、南棟はトモテツグループ、南棟は
最初、5階の計画だったが、オフィス需要などを見込み、7階に
変更された。各棟は2階通路でつながる。

 すでに完売というが買い主の7割は地権者関係、つまりトモテツ、
キョウエイの関係者だという。

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 本当にやれやれ、というところだろう。元町、繊維ビル跡地
は順調、まあ元町再開発は当時の福山商工会議所の小林会頭(
日東製網会長、元参議院議員)の腹芸あってのことだった。とも
かく結果が全てである。天満屋福山店は拡大新築できた。
 
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 順調に進展、完成したアイネス福山(繊維ビル跡)

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 もっとも「期待」されていた伏見町再開発、結局、潰した最大
の原因は福山そごう、のテナント名乗りである。絵に描いた餅の
この完成予想図の壮大なビル群のポスターも掲示されていたが、
実際、最初から「そごう」もテナントのアテなど全くないに等し
いい絶望の名乗りであったが、これにまんまと伏見町再開発組合
が騙されてしまった。だが、そごうがテナントなどない、と可能
性などないことを告げていたようで破局は予想されていた。再度
のチャレンジもアーバンコーポレーション破綻で水泡に帰した。
再開発組合も断念された。以後、戦後の闇市のままである。

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 その状況でさらに、駅前西側のキャスパ閉店、再開発計画も
遅々として進まず「のぞみ」停車駅でこんな体たらくは!と驚き
の声が上がり続けたが、福山市も主体的な行動はとらず時間が無
為にすぎていた、・・・・・が地権者のトモテツグループなどの
開発計画に穴吹興産、のマンション計画がメインとなり、実現に
向かった。

 JR倉敷駅のように新幹線がない、在来線だけの駅だが周囲はマ
ンションラッシュ、穴吹マンションも多い。だから福山は、であ
った。

 ともあれ2025年、世界バラ会議開催の福山市はなんとか体面は
保てたと見ていい。残るは伏見町だが、どうしようもない。まず
はキャスパ跡再開発の進展を喜びたい。

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