連休前の金曜日、実にアンニュイな状態


 9月20日ころから太平洋高気圧の空気と大陸の高気圧の空気
が徐々に入れ替わる、つまり涼しくなるということで季節の
推移、秋雨前線が形成されるのかどうか、正直、渇水の可能性
があると言わざるを得ない少雨傾向である。昨年からの少傾向
は西日本では顕著と思える。日本は地下水脈など貧相以前であ
り、水は基本、全て降雨に頼っている。降雨が逢っても川は急
ですぐ海に流れ出る。必死でダムを建設するが、現在の国内の
すべてのダムの最大貯水量を合わせても、ダム単独貯水量の
世界ランキングで15位レベルのダムの最大貯水量と同程度でし
かなく世界トップの最大貯水量のダムの1%程度だ。そのわず
かな貯水量でこれだけの人の生活、産業、農業、サービス業な
ど限りない需要を賄うのだから、日本は水資源に恵まれていな
い。

 と渇水の懸念が続いているのは否めない。・・・なのだが
来週は連休月だ、週の最初と最後が連休、それは確かに精神を
リラックスさせてくれるが、それが過ぎれば10月は目の前であ
る。10月、・・・・もう2023年もラストスパート、といえば大
袈裟になるが、あっという間の2023年というのが実感だ。いよ
いよ待望の、古希、15歳であと一週間の命と宣告された私が古
希を迎えられたら、いかに人生に業績、内容がなかろうが、とも
かく生き延びた、という点で私にとって人生最大の金メダル、と
いって過言でもないのだが、まだ到達していないのだから、しょ
せん明日の命がわからない、のが人間であり、一日一生という心
がけに変わりはない。

 体調は日々、一進一退、そもそも持病が治るはずはない。特に
腎炎である。完璧に薬はない、食養生は最大のポインドだが、悪
いものを避ける、少なくする、という程度であり、「いいいもの
を食べる」という要素はないに等しい。全てにおいて過ぎないこ
とは基本であるが、、いずれにしても決め手はない。体調不良と
運命と悟って付き合う以外にない、ということである。もし古希の
いわば「年季奉公」を終えたら、人間の寿命で最低限の年数はクリ
アできたわけである。この世は資産財力に恵まれ、名声にも恵まれ
、さらには絶対的権力を保持している、何千年生きてもいいような
条件の人間もいるが、それとて凡人庶民と寿命は変わらない。金日
成は世界から身体にいい長寿となる健康食を集めさせて食べ、また
人と会って握手したら必ずアルコールで手を消毒、という不老長寿
に向けた涙ぐましい努力を行ったが、81歳で死亡した。どんな超
権力者、金持ちもしがない貧乏人、庶民も寿命は変わらない。神様
は平等ということだ。

 一年はますます短く感じられる、その二桁年数が人間の寿命の事
実上の限界なのだから悲しむべきか、喜ぶべきなのか。神は平等と
いうことである。

この記事へのコメント

killy
2023年09月15日 20:51
高梁川水系のダム貯水率が60%程度です。旭川水系も同程度。
ダムの貯水率が1週間ごとに表示されるのは時代に合いません。リアルタイムで表示できるはずです。
水田に水が必要なくなったとはいえ、当分まとまった雨はないいようです。