2023年「敬老の日」高齢者の自立、活性を抑圧するような時代錯誤はいますぐやめろ
国民の1割は80歳以上、65歳以上を高齢者というなら今年の
高齢化率は29.1%、確かに高いが、問題はさらに高齢化率より
国民の「平均年齢」の飛躍的上昇である。団塊ジュニアの加齢
である。日本人の平均年齢は2023年度は50.2歳、世界的には例
外な国家、モナコの53歳程度があるが、人口が一億人を遥かに
超えるような日本で、平均年齢が50歳超え、実質世界一である。
高齢化率も実質世界一である。1970年生まれを団塊ジュニアの
魁部分とみなしたら、今年は53歳である。高齢者入はまだ先で
も国民の平均年齢はますます上昇の一途、だから、トラックの
運転手もいない、タクシーの運転手もいない、建設労働者もい
ない、汚い金偏工場の工員も不足、若い人が圧倒的に不足する、
高齢者、準高齢者あますます奮闘努力し、自立しなければ国は
滅びる、ことは明らかなのに、近年国内ではこの高齢者の自立、
活性化を抑圧阻害するような制度の改悪が目立つ、
典型は高齢者、70歳以上の運転免許更新の際に世界にも例が
ない精神病名の検査、「認知症検査』を義務付け、軽微な違反
で75歳以上で更新該当者は教習所での「実技試験」、車こそ、
日本国内の生活、仕事の最重要な道具であり、若い人の運転手
が極度に不足する日本で、あまりに愚策というほかない。また
地域の崩壊すら招きかねない。
日本はもう高齢者という言葉をなくしてもいい国だ、誰でも
高齢者の時代になっていく。団塊ジュニアの高齢者入りも2035
年を境に一気に拡大する。求めるべきは高齢者の自立、したが
って自立を挫けさせるような制度改悪は許される状況ではない
。age freeの社会に変えていかないと、そもそも日本という国
は成立しない。あらゆる業種で、若年労働力は不足する、わかり
切った話で、高齢者の優遇も徐々になくしていくしかなく、また
逆に自立を促す制度を整備するしかない。
高齢者の自立、活性を促すことは採用の年齢制限を禁止する、
また従来の健康保険の自己負担優遇も見直すのはやむを得ない
ことだ。高齢者の就労促進しか日本が存続の道はない。
どうも社会が逆の方向に暴走している気配も見受けられる。
政治家が責任を持って愚策を正すべきだが、その気配すら見え
ないのである。前例もない未来がやってくる、そのための改革
は全く見えてこない。
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