宝塚歌劇、公演中止相次ぐ、最大の理由は「体調不良」だが、「体調不良」に潜む深い要因

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 このままでは盤石と思えた宝塚歌劇が瓦解する、という
不安にも襲われる。阪急、東宝系列で盤石の経営、安定した
これも盤石の伝統と人気、内容の少々の不手際など問題では
ない、永遠の繁栄を思わせた宝塚歌劇だが揺らいでいる。無
論、古来、内部では多くの問題は抱えていた。寄宿舎でのイ
ジメはどうしようもないし、嫉妬や憎しみによるイヤガラセ、
さらに実家の経済力の格差による抜擢への影響など、だがそ
れらはどうにもならぬ部分だ。最近は直接、「公演中止」と
いう結果を生じさせている。「体調不良」が多く、また「
精神的不安」、また世相というものだが「感染症」を理由と
する中止である。

 特徴的なのはこれと云って明確な原因の見当たらない、
「体調不良」が実質、公演中止の最大の原因となっている
ことである。ごく最近の宝塚生徒(団員も宝塚は生徒と呼ぶ)
の体質的な問題が現れている。何か最近の若い人の脆弱さ、と
云うものを感じさせる。また居住マンションからの生徒の飛び
降り自殺、宝塚生徒において今まで自殺が皆無とは思えないが、
実際は珍しい、イヤなら、やめればいいだけなのだが。陰湿な
イジメ、また嫉妬渦巻く世界である。それは昔からにせよ、異
様とも思える新型コロナ騒動が宝塚生徒の身心を侵しているよ
うだ。さらにインフルも、である。気遣われるのは、間違いな
く、宝塚生徒には「新型コロナワクチン」、の接種が厳命され
ていた、その結果、宝塚生徒は数多く、遺伝子ワクチン!を接
種されているはずである。製薬の想定する新型コロナのスパイ
ク部分を人間の細胞内で生成するという「遺伝子ワクチン」で
有るが短期長期でもその治験はなされてはいない、というべき
だ。

 ただ宝塚生徒に繰り返された遺伝子ワクチンの接種がその後
の体調不良の何らかの原因では、とも懸念が出ているのも事実
である。他の感染症への罹患の危険性が増す、という懸念もあ
る。他の感染症の重篤度を増すという可能性もある。皮下注射
咽頭粘膜への感染の免疫は形成されないのはある意味、常識で
はあるが、現場は聞く耳を持たない。

 また私が感じるのは宝塚歌劇という興行の生命がどこか終焉
に近づいているのでは、ということである。全く新たな形で、
宝塚歌劇を再出発させる必要もあると感じられるのだ。

 長い長い歴史の宝塚歌劇だが、「体調不良」、生徒の「
体調不良」の続発はその劇団のあり方への警鐘としても、こ
の形態の劇団維持がある意味、限界に達しているのではないか、
という思いに襲われてならない。長年の、適切ではないが「制
度疲労」というべきものがあると思える。それに加えてのワク
チン接種の厳命の結果、も長い目で深刻である。

 「体調不良」に潜む真の要因は根深い。

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