国政選挙は最大の愚民化!国政選挙で選ばれたからといって、当選者が国民の代表とは言えない
現在の間接民主主義の考えは、選挙、此処では国政選挙を
指すが、選挙で当選したら紛れもなく国民の代表、という、
いうならば「擬制」しているわけだが、選出後の国会議員の
政治行動、政策への対応を見ると到底、国民の願い、意思に
そぐわない行動を取るのがごく普通である。
国民の願い、要請といって利害も対立だから一様ではない、
というかもしれないが、あまりの理不尽な課税、などに対し、
国民の多くは不満を抱き、税制の改正を願っている、のは基
本間違いない。メディアは明治時代以上に御用メディア化し、
戦時下の新聞雑誌以上と思えるから、そのような国民の願い、
要請を素直に報道しない傾向が強い。車関係諸税、ガソリンが
高騰はあまりの大きな負担だが40%以上は税金で、従来の道路
税に加え、炭素税的な新たな課税や税金に全て10%の消費税
という二重課税も、全くてこで動かぬ国である。
今度はNHKの受信料、ネットに接続できる環境にあれば全て
NHK受信料を徴収というNHKの念願にも「自民党は既に理解」
、御用審議会は当然、NHKの要求をそのまま認める、無論、閣
議、国会の議決で国民の反対の意思が反映されたらいいが、基
本は与党幹部と官僚、業界団体、それに準じる組織との談合で
馴れ合い的に決まってしまう。高額な給与は驚くほどのNHK,
高すぎる受信料に加え、こんどはネット接続可能なら全て一律
に受信料を徴収、裁判には無類に強いNHKである。国民のあま
りの負担である、NHKなどなくても国民は何も困らないのであ
る。NHKを養うためになぜ国民はこれほど負担を課せられるの
か、選挙で当選した国会議員たちが国民の声を反映しているよ
うな形跡は皆無である。
運転免許更新の高齢者講習の予約の難しさ、車無くして一部
の大都会以外では生活は不可能なのである。公共交通は運転手
不足、不採算などでますます消えてゆくばかり、という時代の
状況だ。これほど多くの高齢者が高齢者講習の予約難で困って
いるのに、なぜ政治がなに一つ制度の合理化も行おうともせず、
完全にただ傍観以下で困り果てる国民を見て面白がっているか
のようだ。制度の合理化など、なんら難しい話でもないのに、
である。
「富裕層」でもない庶民まで相続税で青くなる、という状況
は民主党政権時代、民自公の三党の税制の抜本改革でなされた。
基礎控除の40%もの引き下げで東京ならしがない一戸建て居住
でも相続税にまずかかってしまう。世界的に相続税を課す国は
ごく一部である。先進諸国でも相続税廃止は珍しくなく、存続
の国でも基礎控除額は高い。抜本改正!で個人徹底重税、法人
優遇、こんなことを決める政治家を選んだのは国民だが、選挙
前はそのようなことは言ってなかったのである。民主党のと
んでもない置き土産が個人重税の徹底である。今度はインボイ
ス、零細業者、自由業には致命的となる。
ほんの僅かの例示だが、国民が困り果ている切実な問題に対し、
選挙を通じての「国民の代表」など全く機能していない。選挙で
何を喚いて当選しているのか、当選して何をやっているのか、検
証こそ重要だが、全くそれもなくやりたい放題、国民はそっちの
けで、やりたい放題である。「自分の一票」がいかに無意味か、
であろう。国政選挙は最大の愚民化というべきだ。
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