イスラエルはハマスを消滅させる以外、生き残るすべはない

ハマスの大胆にして巧妙な作戦、イスラエルは確かに建国
依頼の最大の試練である。その大きな要素は人質を多数、ハ
マスに連れ去られたこと、またガザ民衆の安全、生命の問題
にハマス支援勢力が巧妙にすり替えたこと、またイスラエル
の行為を残虐とし、パレスチナへの同情を誘うことに成功し
ていることである。パレスチナ人はアラブ人でもなくまたイ
ラン人のような印欧語族系の民族でもあり得ない、つまると
ころ全ては未解決の問題を引きずっての結果なのだが、カナ
ンの地の原初住民はユダヤ民族である、だがユダヤ民族は
この地を追われてしまった。ユダヤ民族はカナンの地に戻る
義務があった、わけである。
イスラエル、ユダヤ民族にとってこれからも生存のために
はハマスを殲滅する以外にはない。停戦は論外ということで
ある。なぜなら停戦すればイスラエルの生存を認めるか、全
くなにも変わらない、ハマスなどはイスラエルを消滅させる
という原則を決して捨てないのだから、いかに国際的に「
批判」を受けようと、イスラエルは自らの生存のために、ハマ
スを根絶やしにする以外にない、ハマスとの停戦はハマスの
生存を意味し、イスラエルの消滅の危機が高まるのみであろ
う。すべての問題をいれいに解決しつつ、イスラエルの生存
を確立することはできないのである。
ニタニヤフ首相は若かりし頃はあのサエレット・マトカルの
隊員であり、赫々たる作戦成功を収めており、エンテベの勝利
にも参加したが、ここで唯一の隊員犠牲はその兄であった。鉄
の首相であるが、今回の国難は比類ない。国際世論を巧妙に操
作するという手法にイスラエルをたじろかせる作戦ということ
である。日本のネトウヨさえ、ウクライナを我が国のように、
支持してもイスラエルには寧ろ敵対しているのを見てもわかる。
反イスラエルという点でネトウヨはイラン、中国、ロシアと共
通の立場というのだから。
ニタエヤフ首相やそのブレインは作戦の困難さを身にしみて
分かっているが、ハマス殲滅以外に打つ手はなく、中途半端は
イスラエルの生存権を壊滅させることは誰よりわかっている。
21世紀で最も重大な戦闘がこれから始まるわけである。アメリ
カの揺らぐ態度に影響されてはならない。
この記事へのコメント
命令する人が現地にいないので気楽なもんです。