宝塚歌劇はもはや解散の時期、改まる気配もない長年の悪しき伝統、責任回避で逆に被害者ヅラの劇団は盗っ人猛々しい

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 まさに長年の伝統を誇る宝塚歌劇だが、長く放置されてい
た悪習が露呈し、一人の団員の自殺によって問題が噴出して
いる。有愛きい、さん、25歳が自宅マンションの部屋から飛
び降り自殺、という事件で社会の注目を浴びている。その、
連綿と伝わるイジメ、パワハラ、イヤガラセの極みの伝統、
生徒、団員(歌劇団に入団しても生徒と呼びならわす風習が
あるが)の悩み、苦しみをまったく無視する歌劇団の冷酷で
無責任な態度も古来変わらない。

 1958年、昭和33年4月1日の舞台で危険なセリに巻き込まれ
、惨死を遂げた香月弘美さんについての翳団長の梅田の「本人
の集中力の欠如が原因」と言い放った冷酷さ、あのセリの危険
さに春日野八千代さんも「演技に身が入らなかった」、香月さ
んは代約出演三日目だったが正規の配役の日夏有里さんも、「
毎回、生命の危機にさらされているようだった」と告白した、
ほどのシャフトむき出しの狭いセリを放置して生徒たちの意見
もまったく取り上げない、酷い体質。生徒の一人くらい死んで
屁にも思わない、「宝塚に入りたい若い人はいくらでもいる」
という傲慢さである。

 内部でのイジメ、パワハラ、イヤガラセは本当に酷いという、
東北出身の生徒が散々なイジメ、寄宿舎で洗濯機も使わせても
らえない、自主退校だったが、劇団、学校側はまったくイジメ
の訴えなど無視だった。本音でイジメこそ団の活力くらいに思
ているんだろう。

 あの東小雪さんも「もう声を上げる時期」と云われている。
東さんは初舞台だけだったか?衣裳に針を仕込まれていたとい
う、酷い話だが宝塚では普通だろう。

 それに宝塚に入った、とか元宝塚だ、という虚妄の虚栄、何
より親の資産、金が物を言う。劇団に十分寄付できない実家の
生徒はいい配役もない、無論、よほど魅力があれば例外はある
が最近の凡庸化でかっての魅力、個性のある生徒も少なく、ま
すます実家の寄付能力が重要となっている。出せない家庭の生
徒は、もう半泣きだという。昔からだ。

 だいたい指導者たちも、男性の指導者だが生徒の人権など無
視は古来である。人間性を蹂躙などあたりまえとさえ考えてい
るフシがある。さらに根本は娘を宝塚に行かせた、行かせたい
という親の虚栄、それがうむ虚飾の実像!

 私も宝塚関係の記事は長くアップしたが最近は宝塚は取り上
げたくないというのが本音である。もうそろ劇団寿命は尽きた、
解散の時期ではないのだろうか。

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