日本の右翼、ネトウヨが反イスラエルの理由、強烈なホロコースト否定論と共通の立場


 昨日だったかどうか、東京イスラエル大使館の防護柵に右翼
関係者の軽自動車が突っ込み、警戒の機動隊員が重傷を負った。
「ガザ侵攻のイスラエルは悪だ」とXで投稿していたそうだが、
基本的に人道主義、生命尊重は右翼には似合わない。要するに
反イスラエルなのだ。ネトウヨのSNS動向も右翼団体とやはり
同じ傾向だ、・・・・・イスラエル支持か、反イスラエル、か、
世界のトレンドは錯綜しているが、ハマスのガザ市民を盾に取
る戦法は功を奏しているようだ。

 日本の右翼、ネトウヨは親米が絶対的なポリシーのようだ
が、完全にアメリカの主張に賛同ではない。アメリカが日本
の人権軽視など、あるいは捕鯨強行を批判したら完全に反米
となる、つまり日本国益第一主義が右翼、ネトウヨの本質部
分でまことに愛国者のようだ。

 ではイスラエル支援国家の代表国は圧倒的にアメリカである。
アメリカ国内のイスラエル非難を実際以上に大袈裟報道を日本
国内メディアも行っているようだ。「右も左もイスラエル攻撃」
でどうやら日本は決まりつつある、というより根源は右翼、ネ
トウヨが日本の戦争加害、虐殺行為を絶対的にすることが本質
になる、南京大虐殺否定、沖縄住民自決への軍人関与否定、関
東大震災の朝鮮人虐殺否定、その大日本帝国の加害否定こそが
現在の右翼、ネトウヨの根底にある。小池百合子もその利用で
ある。

 さらに日本の右翼、ネトウヨの反キリスト教という性格も
重要である。

 この「加害の否定」という右翼、ネトウヨのいわば方法論は
「ホロコースト否定論」と同じ土壌にある、「ガス室はなかっ
た」にネトウヨが熱狂するさまを見ればいい。「戦争関連の加
害の否定」こそが日本の右翼、ネトウヨの本質だから、ホロコ
‐スト否定論、ガス室はなかった論、に熱狂し舞い上がる、だか
ら親米でも日本の右翼、ネトウヨがイスラエル支持、支援とる
精神的土壌がない、その真逆なのである。


  イスラエル大使館の防護柵に軽四で突入した右翼

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