藤本憲幸氏の死因を考える、超ヘビースモーカーという側面

   
画像

 ヨガの達人、日本断食協会会長、ユーガピア協会主宰、冒険
家、講演家、ラジオパーソナリティ、短眠、恋愛、自己実現の
指導家、・・・・・とすさまじい仕事ぶりだったあの藤本憲幸
氏が亡くなられたのが2016年5月5日、生年は1947年。まさに
団塊の世代である。ヨガをベースに超人的な多面的活躍をされ
た。享年69歳である。私もやっと古希を目の前に感無量だが、
事故がないようにと緊張している。藤本さんは子供時代から
病弱で、とても二十歳までは生きられない、と言われ、そこか
らヨガ修行の道に入られた。家庭は非常に殺伐たる寂しいもの
だったそうだ。

 ヨガの達人、断食の会の会長、健康法などに長じていてなぜ
70歳が未達成だったか、とは誰しも疑問に思うだろう。寿命は
与えられたもので、仙人になったら長生きできるものではない。
日本も明治以降、~仙人という人はでているが、長寿を極めた人
は見当たらない。

 ヨガが寿命にいいとも悪とも言えない、あるとしたら好まし
いい影響だが、しょせんむやみな長寿は期待できない。それは
当然である。

 藤本憲幸氏についていうなら、晩年近くになっての冒険家
の過労、あまりに多彩な活動での心身への負担過重は当然と
して、実は藤本さんの隠れた、といって自著でも述べらてい
るが、「一日100本は吸う」という超ヘビースモーカー、「
The Danziki」で「タバコはやめようと思えばいつでもやめる
自身があるから、やめない」とさらにタバコの効用を咆哮さ
れている。これはまちがいなく藤本さんの悪癖である。

 長期のヘビースモーカーはまず心臓疾患で急死すること
が多い、有名な人では林芙美子さんである。本当にスモー
カー出会った。知られていないだけである。夏目漱石は
タバコは胃に来てしまった。心筋梗塞、狭心症で死を招く、
突発的にである。

  IMG_1172.JPG

 過労だけではまず心筋梗塞で死ぬことはない。喫煙こそ
大きな要因である。タバコがない世界を望むものだが。

この記事へのコメント