ホンダに見限られた日本国内市場、日本の超高齢化と極端な高齢ドライバー排除政策にイヤケ
実は日本の自動車市場は基本的に危機に瀕している、それは
日本の超々高齢化の進展、団塊ジュニアの還暦もみえてきてい
るが、団塊ジュニアのそのまたジュニアは全く少ない。後に
若い世代は減少の一途である。だからこそ、高齢者の力をより
発揮させる、引き出す社会が必須なのだが、日本はその真逆を
優生政策に囚われて行っている。
今、ホンダの国内向けラインナップを見ると驚愕である。ま
ず軽でないという意味での普通乗用車、SUV、ミニバンでもな
い普通乗用車、普通乗用車的な車、現在国内市場からは消えた
車は数しれない、本当に数多くあった、
アコード、インスパイア、ドマーニ、ストリーム、レジェンド
、シティ、グレイス、キャパ、ロゴ、アヴァンシア、アスコット
、アスコットイノーバ、インサイト、インテグラ、ヴェセル、
CR-V,CR-X,[HR-V,MDX,NSX,S660, エアウィエイブ、エリシオン、
オルティア、クロスロード、セイバー、ビート、ビガー、
プレリュード、モビリオ、ラグレイト、ホンダ軽トラックの
アクティトラック、また軽ワンボックスのアクティバン
などだが、全てではない。その後継車種となるとほぼ国内市場
では消滅である。
現行ラインナップは
軽自動車:N-BOX、N-WGN など。軽商用車は終了
乗用車 : フィット、 Honda e
ミニバン:ステップワゴン、フリード
SUV: ヴェゼル、ZR-V
わずかこれだけである。スズキ、スバル、ダイハツと比べても
貧相の極みであるというより驚愕である。製造工場も狭山工場な
ど閉鎖が相次ぐ。
端的に言うならホンダの日本撤退というのか完全撤退ではなく、
准撤退、最小限の車種だけ供給ということだ。
ホンダ社長の発言の「エンジン車はもうやめた、今後はすべて
EV,FEVへ進む」・・・・・・・真に受けていいはずはない。だが
日本の既成メディアは大歓喜、拍手喝采だ、「HONDAは脱炭素
に完全にかじを切った!」・・・・・・おろかも極まれりだ。
国内メディアには言わないが、エンジンなしで社会における車
など成り立たない誰よりも知っているのはホンダである。
逆に海外でのホンダの新車投入は引きも切らない。欧州は重視
しない。アジア、アメリカである。インドでさえエアコン普及は
わずか4%、そんな多くの国で完全EV化、エンジン廃止など全く
非現実的、HEVのバッテリーの80倍から100倍以上の容量が必要
なBEVのバッテリー、一台でスマホバッテリーのリチウムの1万倍
近いリチウムを必要とする、また航続距離、充電時間、銅資源の
枯渇、レアメタルの窮迫、・・・・どう考えても「持続可能」で
ないことは明白だ、エンジン廃止など暴挙だが、国内メディアは
真実を隠蔽する、のみ
さらに重要な点、日本における超々高齢化の進展、それだけ
なら高齢者こそ、車を必要とするからメーカにとって高齢化は
悪いことではない。だがこの日本では世界でもおよそ、例もな
い、運転免許更新の困難な国となってしまった。
高齢者の更新希望者、全員に世界で例のない認知症!検査、
また高齢者講習の予約が取れずパニック、講習ではおよそ
現実離れした「動眼視力」検査で返納を迫る、高齢者こそ
車が必要という視点に欠け、逆にあまりに露骨な高齢者排除、
そのメディア対策も完璧というのか既成メディアを挙げて「
高齢者は危険」の大キャンペーン、・・・・カーメーカーは
沈黙するのみ。一度の違反で再技能検査、それとて予約が取
れない、
高齢者に限らずゴールド免許以外は試験場か特定の更新
施設に赴かないと更新できない、違反経験者の更新の講習
はまさに罰ゲームの厳しさ、
日本はただでさえ衰退なのに、この活力を殺してしまうよ
うな国の施策が続々であり、ホンダもこれをみて国内の准撤
退となっったわけである。海外の新車を国内に原則導入しな
いという決定もなされた。中国でのオデッセイはどうなのか
、例外だろう。
国内自動車市場はひたすらトヨタ、トヨタ系の寡占化が
進行する。トヨタなども車種は減らしているがホンダ退出
の国内自動車市場もそれなりの残り福という認識であろう。
ディーラーの数も多すぎるという事情もある。
軽自動車(Nシリーズのみ)以外の登録車はたったこれだけ
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