超狭苦しい新幹線で過度なリクライニング設定の座席は非常識では?

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 新幹線に乗って前の席の客がリクライニングすると非常に
圧迫感を感じ、不愉快になる。その旅の行程としての新幹線
の旅がイヤーな感じになる。新幹線、ここでは東海道・山陽
新幹線の普通席のことを考える。

 東海道・山陽新幹線は非常に莫大な乗客需要があるから、
それに応えるべく、横の一列でABCDEの5座席である。ま
た前後の縦スペースも横の窮屈さの影響もあるのか、お世辞
にもゆとりはそれほどない。つまりギューギュー詰めである。
スペースは超限られている。横が超窮屈なので、それに比べ
たら多少は縦方向はスペースはあるが、それは最後の砦とい
うもので、ここで前の座席の客がバックシートをリクライニ
ング、したら、その圧迫感は想像以上に大きい。新幹線の旅
も台無しになりかねない。

 つまるところ、JRが、国鉄時代から新幹線座席に最大20度
リクライニング出来る座席を設置し続けていることの不見識
である。改めるなら新型車両から、せめて国際的には普通の
最大5度リクライニング可能というレベルの座席に変えるべ
きと考える。JRが新幹線の座席のリクライニングを過度に重
視し過ぎている。

 朝の新幹線などは、関西などでは大っぴらに最大限20度の
リクライニングをやっている、厚かましい乗客をよく見かけ
る。後ろの席の乗客の受ける圧迫感、また不愉快さは筆舌に
つくしない。ただでさえ、ギューギューに押し込められてい
るのである、せめて最低限の縦の「ゆとりのスペース」を失
っては道中が台無しになるといって何の過言でもない。

 つまり新幹線の座席、普通席の座席シートのリクライニン
グは設定は最小限、最大5度までとすべきであって、現状の
「お客様どうしで納得されてリクライニングして下さい」
は非常に無責任と不見識というしかない、のである。JRが
新幹線の普通席の座席のリクライニングを大幅に小さくする
設定に変えるかどうか、現実、可能性は超低いだろう。それ
ほどJRは理由は不明だが、リクライニングを重視しつけるの
である。改むるに憚ることなかれ、なのだが。旅客機などで
も大きな問題となっている。新幹線に乗る間くらいはリクラ
イニングは控える、という常識に欠ける輩が多いのである。

この記事へのコメント

killy
2023年12月04日 18:09
普通車が満席だったので、グリーンにしたら乗ってすぐに小指の無い方々4名の後ろの席とわかり、リクラクィニングされて困った。