政府が繰り出す愚民化、愚策の数々、「3子以上で大学無償化」、「7%賃上げで35%法人税カット」日本の行き着く先は
まあ、「少子化対策まったなし」などと囃し立てるメディア、
論者は多い、だから、・・・・・「3子以上で大学無償化?」
どうやらやりそうで、立憲民主党時代の立案「高校無償化」は
第二次安倍内閣で取り消されてしまった経緯も思い出した。高
校無償化は東京都で実現することになった。・・・・だが3子
以上、大学無償化、といって入学金、授業料などだが現実、私
立は授業料とは別で施設費などの名目で徴収されている別の負
担もあるし、3子以上無償化対象の学生だけに施設費を授業料
に括れたらいいが、国が即座に報復を行うだろう。私立の負担
は実際、一筋縄ではいかないケースも多い、第一「少子化対策」
で「3子以上の大学無償化」など世界でもなかったし、現実
「少子化対策」になる道理もない。あくまで多子家庭への支援
ということだが、所得制限はないという。専門学校も含めるそ
うだから「料理界の東大」でも無償化と云うが、では教育に使
う材料費など、別に専門学校に限らないが、それらは対象外と
なるし、青天井というわけでもない。だが専門学校の問題は、
本筋ではない。
要は教育政策が少子化対策という名の愚民化に利用され、真の
意味の普遍的な全体への恩恵にならないことである。
正直、新型コロナ遺伝子ワクチンの若い女性への過剰摂取での
悪影響が遥かに大きいと思えるが、政府が未治験ワクチンの過剰
接種の弊害など聞く耳はないだろう。
実際、子供にお金がかかるのは大学からである。高校で終わら
せれば、通常は費用はさしたるものではない。逆に言うなら、大
学に子弟を進ませることがいかに負担かということだ。地方から
大都市圏の大学へやるとまず授業料は当然負担だが、何より、家
賃、生活費、書籍代などの費用が授業料より遥かに負担である。
バイトで稼ぐのも限界がある。あくまで負担の一部支援という結
果である。私立など医歯薬系、獣医系、理工系、要は理系は授業
料、教育施設費、実習費用などがかかってくる。これを支援対象
学生だけ授業料にくくるなど出来ないから、まあ、助かるにして
もである。
だが逆に3子といって大都市圏ではマンション居住の家庭が多
いのに、「3子以上を作れ」、・・・・・・日本は公園での子供
の遊び声さえクレームで公園が閉鎖されるような国だ、幼稚園の
設置すら反対でままならない、子供が大勢育てる環境など全くな
いにひとしいのに、3子以上なら大学無償化、ないマシとしても、
同時に財源のための負担増大があるわけで、愚策というしかない。
7%賃上げで35%法人所得税削減、・・・・そもそも法人税な
ど超大企業から中小零細、払っていない会社が圧倒的に多い。日
本はありとあらゆる手で法人税に抜け道を造っていて、例えば
ソフトバンク純益一兆円でも10を超える租税特別措置などでゼロ
なのだから、21世紀でもトヨタは4年間、法人税ゼロ、消費税の
天文学的還付は続く、だがベースアップは即座にコストとなる。
国内メディアは「法人税は日本は高い」と虚報だが、実態はひど
い。経常利益の総額と法人税総額から計算すれば実質法人税とき
たら10%以下である。企業の内部留保の総額は国家予算の4倍以
上なのだ。
国の本心はどうせ企業は法人税など払わないから、給与か
っと所得税を徴収したい、であろう。
愚策の果てにある日本が楽しみである。
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