1972年、イギリスで「環境終末論宣言」の登場、次の「共産党宣言」とも。CO2地球温暖化論の本質は「共産党宣言」の後継宣言

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 ヨーロッパには古来、環境思想がある。それは「環境をの変
化をこのまま放置したら人類は絶滅の危機に瀕する」という「
環境終末論」の思想である。その21世紀における噴出がグレタ
教、脱炭素論、CO2一元論の気候温暖化終末論である。

ヨーロッパでは繰り返し、環境終末論は手を変え品を変え、現
れる。

 1972年1月、イギリスの環境専門誌「エコロジスト、The Eco-
logist」に発表された論文はグレタ教と基本思想はほぼ一致して
いる。それは「このまま環境の変化を放置したら人類は生存で
きない」という環境終末論である。

 論文では

 「もし事態がこのまま放置されたら、社会の破滅と地球の生命
機能維持の絶対的崩壊は、おそらく今世紀終わりまでに、われわ
れの子供の生存中にかならず訪れる」

 グレタ教思想、CO2一元論の気候温暖化破滅論はこの思想の21
世紀における模様替えというわけだ。

 論文は要は、「この冷厳な事実を直視し、生き残りのための
運動の提唱とその行動綱領としての生き残りの青写真」がオッ
クスフォード大学出身のゴールドスミスを主幹とする環境専門誌
!に掲載され、当時すでに世界の注目を浴びた、というわけであ
る。

 この行動綱領はイギリス、及びたに欧州諸国でも爆発的な反響
を呼び、

 『The Times』誌は

 「予言者たちは正しいかもしれない、なぜならレーシング・
カーはエンジンだけは素晴らしいが、ブレーキがよく効くかど
うかは確かではなく、視界も確かではない」

 からだという。

 あの『Guardian』誌は

 「いつかは『共産党宣言』のような文書となるだろう、と一部
では見なされている」

 この宣言のはノーベル賞受賞者を含む長命な学者、33名の支持
の声明も出されている。

 提唱者のゴールドスミスは、三年以内にイギリス議会の多数が
この環境終末論宣言に従う行動綱領にの支持者となることを目標
とし、労働党、保守党、自由党、共産党全てに働きかけ、宣言を
支持する候補者への投票をよびかけるという。
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 以上から21世紀の気候変動論、温暖化破滅論、CO2一元論も
すべてこの「環境終末宣言」と共産主義の崩壊、マルクス思想、
、共産党宣言の無効化の代替の欧州初の宣言だと判断して誤り
はないわけである。

環境にからめて「共産党宣言」以後の世界支配の「宣言」を
ヨーロッパが広める、その環境終末論は単に自然現象に由来で
は意味がない、人間の行為の結果の「環境終末宣言」でなけれ
ばならない。ここが本質である。ではターゲットとなり得る人
間の行為の結果、・・・・・・汚染物質は数しれない。それら
の総体を排出で、では「宣言」として弱い、生命界を支える光
合成の最重要物質のCO2をターゲットとする、この怖るべき「
逆転」の発想にヨーロッパは全てをかけたのである。

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