ダイハツの認証不正、外部の者が見ていないからデータ捏造はあまりに悪質
「どうせ外部の者が見てはいない」からトヨタディーラー
での大量ペーパー車検、不正車検、ま、ビッグモーターと共
通の発想であるが、そもそも車は最初、認定試験をクリアーし
ていおけば、あとはほぼ一切、衝突安全試験などは改めて行わ
れることはなく、大量生産で突き進める、この手法はカーメー
カーには非常に好都合なシステムだが、そもそも最初の認証試
験でかず知れない不正、データの捏造、実質、ぺーーパー認証
試験の蔓延が1980年代初頭から続いていた、ということである。
日産工場で新車製造、出荷の段階でのいわば一回目の車検で
無資格者などがいい加減な試験を行っていた、として該当車は
リコール再(出荷時)車検となったが、ダイハツは認証試験自体が
捏造、実質試験パスという悪質さ、だったのだから、現実に今、
走っている該当車種が試験をクリアーできるレベルでも、国交省
も「今回は再試験で問題がなければ大目に見ます」で、・・・で
果たして済まされるのかどうか、である。
トヨタ、ダイハツは再試験には応じるだろうが、「問題はごく
一部車種だけです」とすでに暗にアピールしてことを収める算段
のようだ。それでどうせ国交省は折り合ってくれる、と考えてい
るようだ。衝突試験だけの不正にとどまらない、エンジン関係、
排ガス、燃費など広い範囲の不正である。だが国交省は大目に
みてくれる。
多分、そうなるだろう。だが認証試験で「誰も外部の者は立ち
会っていない」と不正を繰り返す、それで認証を取得して大量生
産のウマミ、では国としてもメンツは潰された格好である。
ユーチューブで車の衝突安全性についての動画もあるが、どう
見てみも、「これで何故認証試験に合格?」と疑われる車種がト
ヨタ系に多かったのも事実だ。ずばり、安全性をないがしろにし
た、「ズル」を繰り返す体質である。
結果は、一部車種のみ認証取り消しはあり得るが、国交省も
形ばかりの大甘の衝突試験で鉾を収めると思われる。・・・・
だが、それでいいの?日野自動車は不正でトヨタ傘下からダイム
ラー傘下へ、ダイハツはトヨタの小型車部門を受け持っているか
ら分離もあり得ない、
トヨタ、ダイハツは
「認証試験は不正の限りですが、車は安全に走ります。安心し
てください」
つまり無車検、ペーパー車検で
「車検は誰も見ていないので不正をやりましたが、別に安全に
走るはず、ご安心ください」
というのと同じである。現実に無難に走れるかどうかの問題で
はない。決められた掟を蹂躙し続けたのである。国交省の対応は
どうなるのか?
人の噂も七十五日、国もどうせ大目に見てくれる、
これがトヨタ、ダイハツの思惑だろうが、そうなることは確か
であろう。
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