単身で在宅の高齢者がマイナカードを作るのは至難だ!何も答えない国

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 検索で「単身の身体が動かしくい高齢者はマイナカードを
作れない」で検索すると「回答」が即座に出てくる。「介護
施設に入っておられる方は施設が代理でマイナカードを作れ
ます。また一般に代理人が出向いてマイナカードを作ること
も可能」と要は「代理人」で可能だから、問題なし、という
答え!である。

 この回答!では「在宅」、「身体が動かしにくい、あるい
は寝たきり」という現実、非常に多いケースに対して全く何
も答えていない。「単身」、「在宅」別に夫婦でも基本的に
マイナカード作成は至難であることに変わりはないが、特に
単身、在宅、身体が動かしにくい高齢者、もっともありふれ
ている、今後、ますます増加のこのようなケースに、国は全
く答えない。疑念を完全パスしている。

 代理なら可能ですといって、市役所などに「介護施設代表
の方専用」の受付があるわけでもない、一人のマイナカード
作成でも行列に長時間並んで、やっと作れるわけで数多くの
施設の入所者のマイナカードを職員が代理で、あるいは、現
実考えにくいが家族が代理で、も容易なことではない。まし
て施設の入所者数は多数なのである。「代理でも出来ます」
だから「マイナカーは作れます」は甚だしい現実の無視であ
る。

 単身、在宅の高齢者、まず多くが身体が動かしにくい、動
きにくい、車もやたら返納強要のご時世だ、失う高齢者が多
い、足がないのである。自分でどうやって写真を撮ってそ
れをもって市役所、区役所、長い行列、・・・・・だいいち
身体が動かない、動かしにくいからそこまでいかない。

 従来であれば保険証で何の問題もないと言える。新しい
健康保険証などは郵送してくれる。今度は年月は多少長いが、
更新も必要だ、大混雑は目に見えている。もうギブアップと
いうことであろう。保険料未納も続出するだろう。

 オンライン資格確認は完全に無意味とまでも言えないに
せよ、そのディメリットの深刻さは筆舌に尽くせない。別に
健康保険証などが存続ならそれでもいいが、国がやりたいの
は健康保険証廃止なのだ。

 私は国の本音は医療の公的保証の健康保険制度を瓦解させた
い、としか思えないのである。

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