聞けば聞くほど腹が立つ、ダイハツ不正を生んだトヨタ支配の実態
もはや十分ネットなどで34年間も認証試験で不正を行った
ダイハツの不正、その根底はダイハツを自己の利益のために
徹底的に思うままに利用し尽くすトヨタ式経営の冷酷ぶりで
ある。トヨタに迎合の記事では当初、「トヨタの安全のDNA
がダイハツに定着しなかった」これほどの荒唐無稽はあり得
ない。そもそも業務提携は1967年からである。正式に連結子
会社となったのは1998年、トヨタが100%株式保有の完全子
会社となったのは2016年、分かっている限りだが、認証試験
不正が始まったとされるのは1990年頃だから、連結子会社に
なる随分前からである。トヨタとの業務提携は極めて要注意
である、ということだ。スバルなどはすでに30%の株式保有
をされている。
端的に云えばトヨタはダイハツを徹底的にトヨタ自身の利益
のために蹂躙し、利用し尽くした、ということである。ダイハ
ツ生え抜きは全く何を言う権利もない、トヨタから次々に天下
ってくる社長以下、重役、工場長、生産部門の幹部、設計から
安全、生産など全般に渡るプロジェクトリーダーは決して置か
ず縦割りシステムの強要、いかに短期間に開発し、早期に生産
開始するか、「しょせん車など妥協の産物」、「あとになって
リコールで対応したらいい」、「運転の下手なやつなど死ねば
いい」、とにかくローコスト、コスト削減、短期間の開発で生
産開始、「法規認証室」の人員は半減以下に、最も重要な認証
試験さえ、トヨタディーラーで頻発のペーパー車検と同じよう
なものと考えていたフシがある。「どうで誰も見ていない」
まあ、ビッグ・モーターと同じである。
100%完全子会社ということは、すなわちイコール・トヨタ、と
いいたいがイコール・トヨタの完全奴隷である。全て重役、幹
部はトヨタからの天下りだ、特に白水宏典、元トヨタ副社長が
ダイハツ社長に天下ってからはその超独裁は険悪にして激烈化
し2014年頃から認証試験の不正は急増したという。だれも白水
社長に意見を言えない、トヨタから天降っていないダイハツ生
え抜きはものがいえあい、「もしバレたら親の心子知らず、く
らいに云えば世間などどうにでもなる」というのだから呆れて
ものがいえない。
国交省が、売れ行の多い順にダイハツ車を試験し、パスした
ら生産販売を許容というニュースでトヨタの株価は即座に上昇
した。三菱自動車が、『燃費不正』と騒がれて2か月半も製造が
停止したケースとくらべ、国交省の大甘ぶりは露骨である。
日本の超大企業の不正は本当に数しれない、近年でも、三菱
電機、神戸製鋼、トヨタの子会社!の日野自動車、まさしく
「不正文化」の大国というほかない、情けない現実がある。その
中でも特に大規模が34年間にわたるダイハツ不正を誘引させた
トヨタの天下りのダイハツ支配である。
元トヨタ副社長、ダイハツの天皇!白水宏典ダイハツ社長
の「ふてぶてしい」面構え
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