スズキ車の魅力、一貫している庶民性、親しみやすさ、世界を制した高い技術力
車業界は何かと揺れている、政治家や官僚のリ利権、野心の
対象となっている、日本ではトヨタ系の市場寡占による弊害が
大きいと言わざるを得ない。ダイハツもトヨタの100%子会社
化されてからは、徹底的にトヨタの道具化されて、当然、自主
独立の気風はゼロ、かってのシャレード、1Lディゼールという
珠玉のコンセプトで市場に話題をまいた、あの魅力は消え失せ
た。実際走っていて、またスーパーなどでの駐車場でダイハツ
車の多さに驚くほどだが、これも何かの裏返しというものだ。
私はスズキの大ファンである。そりゃ、フォルクスァーゲン
からの株の買い戻しにトヨタに資金提供してもらった、それで
4%ほどトヨタがスズキ株を保有、ならソリオのコンセプトを、
というより、そのまま頂いてダイハツに「ルーミー」を造らせ
、ソリオの数倍もの販売台数、「VWからの株の買い戻しのお礼」
なのだろうか、スズキは意匠権を侵害されても文句は言わない。
だが間違ってもスズキはトヨタに「支配」されてはならない。
スズキはスズキだ、トヨタの市場寡占にさらに利用されてはなら
ない。
私はスズキのバイク、長く愛用した。苦楽をともにしたといっ
ていい。素晴らしい品質すぎたから、ではなく、そこに限りない
親しみやすさを感じたからだ。静岡県でヤマハと並ぶバイクメー
カー、私も多少モトクロスにのめり込み、RM125中古購入した。
他のメーカには目移りしなかった。別にスズキに義理もないが、
これは魂の本質的部分、ということだろうか。オフロードバイク
のハスラー250、ほしかったが叶わなかった。
スズキは軽四のイメージだが、極めて高い技術力を誇る。か
っての二輪、最高峰の500cc、モトGPでRGBの独走、また4サイ
クルもポップ吉村に「過剰品質」と言わしめたスズキGS1000、
耐久でのウェス・クーリーの爆走、勝利。またトヨタが小型車
を新たに設計、製造でスズキの横丁古町!の遥か中古を探し求
め続け、ゲットして徹底研究した、という四輪技術。
スズキは元来軽四で勇名を馳せた、別に作りが良い、とかでは
なく一貫したスピリットを感じたのである。今もそれは続くもの
だ。地味といえば地味、田舎臭さがある、だが気骨を感じる、さ
して洗練はしてもいないが、自主独立だ。昔はGFMの傘下にも入
ったがえGMがスズキ株を売却、VWには一杯食わされた。トヨタ
とは「提携」だが支配されてはいない。されてはいけない。田舎
くさくても爆発的に売れなくてもいい(インドではトップメーカー
だが)、真実の親しみやすさ、とでもいうのだろうか。
現在は夫婦でスイフトスポーツを保有、素晴らしいと思う、居
住性やラゲじスペースもまずは十分なレベル、エンジンは最高だ。
常に流れる庶民性、というと何だが、スズキの魅力はそれに尽き
る。
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