宮古島陸自へリ墜落の原因、残された本当の原因、中国による計器破壊
目立つのは既成メディア、要は新聞の「意図的な誤報」
が続いていることである。昨年、2023年4月6日、宮古島
で陸自のお歴々が搭乗したへりUH60JAは恵まれた好天の
状況で墜落した、海面に激しく叩きつけられていた。着水
は出来ていなかった。その後、機体は引き揚げられ、フラ
イトレコーダー、FDRも回収されている。法律でその墜落
の原因の報告は義務付けられているのに、その期限は遥か
に過ぎている。何がそこまで国、防衛省に事故原因の発表
をためらわせているのか、である。
最初の意図的な誤報、あるいは思い込み報道だったのか、
早い段階で「読売新聞」の「リーク記事」が最初にあった。
FDRの音声記録から防衛省のある筋から仕入れたという思わ
せぶりな「リーク記事」?
「エンジンが不調となって、それに対応する音声、『あっ』
という声とともに音声記録は途絶えていた」
UH60JAは世界の多くの国で使用されるヘリで救難救助にも
メイン機種として使用される。残存性の向上に特化したヘリ
である。
① 左右に二機のエンジンを搭載しており、一方がトラブル
になっても残りのエンジンで飛行可能、両方のエンジンが同時
にトラブル可能性は限りなく低い。
② ヘリコプターの特性として万一、エンジンが全てだめに
なってもメインローターは惰性でそのまま回転し続けるから、
最長で2,3㎞なら十分飛行でき、安全な場所があれば着地で
きる。海上なら着水できる。
③宮古島で陸自ヘリが飛行した当日、快晴で特に強風も観測
されておらず、当日の飛行を録画した記録でもエンジン音、飛
行の様子に全く異常は認められない。
④陸自の幹部が搭乗ということもあり、その機体はまず十分
な整備、点検がなされていた。
⑤「軍事機密」のため意図的に防衛省が真相を発表しない、
という穿った見方もあるが、UH60シリーズは世界で数多く使
用されているヘリであり、もし問題があれば積極的に公表しな
ければならない、のは言うまでもない。
⑥防衛省のメディアへの陸自ヘリがレーダーから消えた時刻は
15時56分だが内部での報告は16時40分、しかもロストした場所
が異なる、報告では池間島からごく近接の場所である。これら
の現在に至る国の報告の混乱は何を意味しているか、それが今
も原因の公表を渋っていることに通じているとみていい。
その後、今年になって「全国紙」の朝日、読売などが音声記録
から「一方のエンジンがトラブルになったが、誤って正常なエン
ジンの方を切ってしまった」と実に「もっともらしい」記事が載
せられたが、他の報道では「音声記録からそれを伺わせるものは
ない」というから、「間違って正常なエンジンを切った」も誤報
と見て間違いなさそうだ。これとて万一そうなっても、ローター
自体が機体から吹き飛ばない限り、あのような墜落はなく、引き
上げた機体からローターの脱落は認められない。
といいながら、この世にヘリの墜落事故は起きている。だが、
それらは山岳地帯の飛行、悪天候の飛行。その他の悪条件下の
飛行であり、文句なしの快晴、風もさほどない、真っ昼間にこの
ような激しく海面に叩きつけられる墜落は全く理解し難い、もち
ろん、しょせん人間が作ったものだからトラブルは起こり得るわ
けだが、今回は報道記事がますます疑念を高めているのは否めな
い。
この突然のヘリ墜落は空力的な原因、突然のダウンストームく
らいしか考えにくいが、その証明もない。なかったという証明も
ない。なら、くどくどと「エンジントラブル」、「正常な方のエ
ンジンを切った」などという虚報が続くのも解明を混乱させるの
みである。
「報告」では海面に出てすぐ、池間島のすぐ近くでレーダーか
ら消えた、ということである。事実、機体を引き揚げた場所も、
ほぼこの地点である。
この3月、2024年3月に防衛省が本当に宮古島陸自ヘリ墜落の原
因を発表するのか動画非常に疑わしい。機体もフライトレコーダー
も回収されて「原因がとにかく見つけにくい」というのは、やは
り公表しにくい原因があると思われる。ここでついに浮かび上が
るのは、決して機体トラブルに起因するようなものではなかった、
という非常に意味深な原因であろう。
中国の何らかの作為である。この説を報じた文春オンラインの
サイトに何らかの妨害がなされている、いたのも傍証になり得る。
エンジンに異常など生じてはいなかった、何かの外部からの妨害
で計器に異常が生じた可能性である。
この記事へのコメント