OSKの嘆き!大阪、名古屋から金沢行きが北陸新幹線が敦賀延伸で致命的不便への怨嗟、
確かに福井県民にすれば新幹線が県内を走るのは快哉
には違いない、首都圏と新幹線で直通になったわけだし。
ただ現実の重要性は大阪、名古屋と金沢を結ぶというこ
とであり、そのための「サンダーバード」、「しらさぎ」
の超スグレモノの特急が長年、大阪、名古屋と、金沢間
の往来に限りない貢献を行ってきた。が、北陸新幹線の
敦賀延伸で敦賀まででサンダーバード、しらさぎ、の運
行は終わってしまう。
要するに関西、名古屋と金沢の往来こそが最重要、首
都圏から福井県への観光客増はごく限られる。首都圏に
とっても重要な行き先は金沢に尽きる、といって過言で
はない。首都圏からは別に新幹線敦賀延伸でも別に何も
マイナスはなく多少のメリットだが、要は、大阪、名古
屋と金沢間の交通である。内心、金沢は新幹線の敦賀延
伸に舌打ちをしているだろう。東京までは金沢は一直線、
大阪、名古屋への超秀逸特急で一直線だったのが、無惨
に破壊されてしまったのであるから。要らぬ新幹線の延
伸だったのだ。
新幹線が開通して便利とは最初から最後まで新幹線で
目的地に行ける場合である。敦賀駅での乗り換えは新幹
線への乗り換え時間は短く移動に時間を食うから「次の
新幹線にする」という高齢者などが多いのである。そう
なると交通費はかさんで時間ははるかにかかってしまう、
という散々な結果になるのも必定であろう。今後は、大
阪、名古屋などからまた逆方向での高速バスの需要が拡
大するだろう。
1️⃣サンダーバード、しらさぎ、が敦賀止まりで、その
敦賀で乗り換えが必要となるが、敦賀での乗り換え移動
はJRの発表より実際は遥かに時間がかかる。おまけに、
大混雑である。僅かな距離だけの新幹線化、乗り換えは
移動に時間がかかる、結果は逆に時間が余計にかかると
なってしまう。だいいち北陸新幹線の便数はあまり多く
はない。待ち時間は従来はなかったのだから、どう考え
てもトータルで余計に時間がかかる。
2️⃣大阪から金沢は敦賀での乗り換えの労力に加え、現
在の運賃で1150円、往復で2300円の負担増となる。敦賀
延伸でも乗り換え時間を考えれば実際の時間短縮効果は
ほとんどないに等しい。数分以下だという。名古屋から
だと金沢往復で一人3240円の負担増となる。
3️⃣敦賀駅での乗り換え、コンコースの移動は非常な労力
、負担となる。時間的にも想定よりかなり長くかかるとい
う。
要するに金沢と大阪、名古屋間の往来を大いに不便に
なるわけである、むろん、新幹線が敦賀から大阪、名古屋
に伸びれば話が別だが、その可能性はまずない。名古屋は
ゼロである。これでは大阪、名古屋から金沢へ、と思った
ものの「やめておこう」と思う人は多く出るだろうし、逆
に金沢、福井から関西、名古屋の大学進学を考えたが敦賀
駅での乗り換えと交通費負担増を考えたら、いっそのこと、
新幹線で直通の首都圏の大学へ進もうと思う高校生はかな
り出て来そうだ。
京都、大阪、また名古屋の大学からすれば金沢、福井
は重要なマーケットである。だが関西や名古屋へ金沢、福
井から行くのに余計な費用と労力がかかるとなると首都圏
の大学に受験生を奪われてしまいかねない。清水国明も福
井から京産大であった。
★実は、今話題の伝統のOSK,日本歌劇団の現在の社長と
いうかオーナーは金沢の企業主である。したがって北陸で
の講演、金沢、福井県内の公演が多い。これは仕方がない
ところだが、OSKの団員が金沢に行くとなると従来は大阪
駅からサンダーバード、だったが敦賀で乗り換え、わずか
な距離でも新幹線、初乗り運賃を余計に払わねばならず、
一人往復2300円の負担増、少人数でもないのでもし30人だ
と一回の往復で69000円の交通費増加、別にそれで行ける
のでははなく、負担増加がそれだけということだ。ちょっと
これは問題だがどうしようもない。
確かに新幹線ができたらいい、というものではなく、トー
タルで逆に大きな不便、負担増を招くということである。
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