裁判常勝のNHKでは困ります、受信契約強制と云うなら公共放送の意味を徹底して再検討すべき

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 NHKは裁判に無類に強い、まさに常勝である。裁判所は
NHKの公共放送概念をそのまま認め、その帰結としての「受
信契約」もNHKの言う通りに認めて、NHKに必ず勝訴させて
いる。つまり「公共放送」はその当然の帰結で「受信契約の
強制」を正当化する、というわけである。「視聴したくない
ものは見ない」と「契約自由の原則」は「公共放送概念」に
は適用されない、視聴しないのは勝手だが、日本に居住の者
はすべて「公共放送」の維持の負担をすべきだ、という極め
て異様な考えで、世界にも現在はBBCはあるが、お世辞にも
多いものではない。

 何が「公共放送」?、まずこれである。もし、どうしても
能登大地震で女性アナウンサーが絶叫し、カーナビで何回、切
っても繰り返し、というような意味合いで「公共放送」は必要
というなら分かるが、それを云うなら徹底してその放送内容を
絞り、組織をスリム化し放送内容も削減し、経費を節約して
、視聴者の負担を大幅に軽くすべきである。娯楽のドラマなどは
行う必要もない。子供向け番組、教育番組、それらは民放ではま
ず期待しにくい、以前はあっても現在はないから、「公共放送」
としての役割、意味は認めるが、ならBSなどは全て廃止、職員の
高給与も是正し、視聴料を現状より大きく低減すべきだろう。と
にかくNHK受信料は高すぎる。

 
 これらの問題は国民の選んだ議員で成るはずの国会によって、
政治によって改善、解決すべきだが、日本の国家形態の弊害と
いうのか、政権党幹部と官僚、それらに準じる団体の幹部との
毎度ながらの結託、談合で、全て官僚、それらの省益の団体の
利益にそうような形でしか法律が決定されない、という民主主
義の実際はかけらもない、官僚政治ですべてが決まって国民の
利益が現実の政治、法制度に反映されない、のである。何のた
めに莫大な経費、労力をかけて国政選挙をやっているのか、わ
からない。国民の意向、利益が全く反映されないのだから。

 NHKの「公共放送」絶対の主張の結果の「受信契約強制」の
正当化は司法で連戦連想、不敗を続けるだろう、だがそれでい
いのか?である。国民の意向を汲まない政治という欠陥国家の
日本では当面、絶望的というほかはない。国民が自らで真の国
民政党を創設し、政権に就けるしか解決はないということであ
る。

この記事へのコメント

纐纈 晃
2024年03月25日 22:10
料金以前にNHKニュースなど西側諸国やEUのプロパガンダの垂れ流し、洗脳の道具になりさがっている、しかも吉本の芸人がいたるところに出てくる。もうテレビは捨てた方がいい