キャスター付き椅子は大ケガの危険と隣り合わせ、座るときは必ず背もたれを持ってから

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 いつも感じていること、本当に感じているのだが、キャスタ
ー付きの椅子の危険性である。まず床の状態にも影響されるが、
フローリングの効いた木製、あるいはタイルの滑りやすい床で
は、キャスター付き椅子は常に注意が必要となる。まず、最も
多いのは浅めに腰掛けようとして座ったら椅子がそのまま後方
に後方に滑って動き、自身が後方か斜め側方に仰向けに倒れる
というケース、周囲の家具の状況がまた大きな影響で角が尖っ
た家具があればそこで、かばい手を打ちつけたり、顔面、後頭
部を打ちつけてしまう危険性が非常に高い。

 また非常に危険な、危険すぎるのは、キャスター付き椅子を
踏み台にするというケース、ちょっと高い場所、例えばエアコ
ンのフィルターを掃除しようとしてキャスター付き椅子を踏み
台に、このような利用は重大な事故に通じる、大げさでなく、
キャスター付き椅子を踏み台にしてなにか作業中、椅子が動い
て大転倒は「航空機事故」にさえ匹敵する危険なものだ。

 実は私は木製の床の上でキャスター付き椅子を利用している
が、今朝、実際、何度も椅子が動きそうになって転倒寸前とい
ヒヤヒヤの経験が数限りなくあったが、今朝は本当に後方とい
うか斜め後方に転倒してしまった。当然、すぐ後ろの本棚とい
うか、物置用の棚の角に頭をぶつけ、かばい手もぶつけて擦り
傷では済まない負傷をつくってしまった。

 だから、キャスター付き椅子に座るときは、大げさでなく、
生命の危険と隣り合わせの自覚を持って、必ず

 背もたれを持って座る、

 ただ「深く座れば安心」と思ってはいけない。深くかけたつ
もりでも、椅子が後方に動いて転倒してしまう。

 絶対にキャスター付き椅子を踏み台にしないこと。半ば、自
殺行為である。

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