西川和孝に続けか?若山耀人、超子役の転落、だが殺人は全て生まれもった素質だ、生育環境は無関係だ。

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 なんとか晴れた、でもやや、ひんやりの朝だった。夜はまだ
まだ寒い。睡眠中は暖房だ、明日から連休後半、月曜日は雨だ
そうで実質残り3日間の今年、2024年のGWである。何だか妙
に短く感じる。カレンダ‐通りの仕事だが、今日は半ドンで助
かる。

 あまり話題もない、昨日来の話題は2014年のNHK大河ドラマ
「軍師官兵衛」で主人公、黒田官兵衛の幼少期とまた官兵衛の
息子の二役を演じたスーパー子役、若山耀人(わかやまきらと)
の犯罪行為である。実際、私はテレビは見ないからNHKの大河
ドラマも見る道理はない。確か、風の噂で黒田官兵衛を主人公
にした年度もあったことは知っている。だいたいNHK大河ドラ
マはNHKの視聴料の未納率の高い地域の出身の歴史的人物を選
ぶというのがセオリーだ。姫路にゆかりだそうだから、その順
番だったのだろう。

 とにかく若山耀人は全く知らず、その後の出演番組、舞台も
知らない。

 そもそも「子役」というのは数知れずいて、その中で若山耀
人のように売れるなど例外中の例外だ、あまりの抜擢だ。主人
公んも子役時代、大河ドラマで人気をはくしたと云えば上杉謙信
の少年期を演じた歌舞伎の家系の中村光輝(中村又五郎)の凛々
しい演技だ。まあ、それに続いての少年時代役、さらには主人公
の息子役という二役で大受けしたという若山耀人だが結果として
は「子連れ狼」の不朽の大五郎役、西川和孝に続いてしまったわ
けである。ともに殺人(若山はまだ殺人容疑で逮捕されてはいな
いが)である。

 私は殺人などに手を染めるのは環境ではなく生まれ持った素質
が99.9%と考えている。どんな状況でも殺人素因を持たない者は
絶対殺人などやらないのである。西川和孝も若山耀人もそのよう
な素質があった、・・・・・と考えるしかないが、ともに超子役、
売れっ子、寵児だった。だがしょせんはガキの時代だ、人生にお
いてどれがグレる要因となる、あるいは子供時代から芸能人なら
その好ましくない影響を受けたと考えるべきか。あまりに早くか
らチヤホヤされたことは、確かに不健全、グレる原因には人に
よればあり得るが、問題は二十歳で殺人という異常さだ。

 だが何も超子役は西川和孝や若山耀人ばかりではない。だが名
子役は大成しない。例外は超人気の名子役から歴史的大女優にな
ったのは高峰秀子だけである。

 名子役でも失速だけならいい、真面目に生きればそれでいい。
だが犯罪、ことに殺人に手を染める、しかも半端ない超売れた
名子役である。

 名子役だったから、男子名子役だったからグレる?わけでは
ない。「仮面の忍者 赤影」の子供忍者「青影役」の金子吉延は
それ以前のドラマでの名演技が今でも印象に残る、だから青影
役はちょっと素質からして惜しい、と感じた。撮影は京都の東映
撮影所、京都在住となっての仕事で京都の小学校に転校したが出
席できず成績はオール1だったという。すぐに芸能界は退いたが
人柄の良さだろう、多くの人に親しまれている。

 ごく年少から超檜舞台で脚光、基本通常はありえないことだ。
それにつづく芸能生活、だが幼少時代は若山耀人かかわいいが、
ちょっと成長した顔は決して魅力ある顔ではない。「ああ、子
供時代だけか」と思わせるが、芸能界を離れて電光石火の悪の
道である。親の見識を私はまず疑う。まじめに進学させるべき
である。だがそれはなかった。

 

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