報道の自由度の世界ランキング、日本の70位はまだ高い?際限もない愚民化と洗脳の道具化
国境なき記者団による2024年の「報道の自由度」世界ラン
キングで日本は昨年の68位から70位とわずかに順位を落とし
た。日本は愚民化の徹底した国で「日本は素晴らしい世界に
冠たる民主主義国、言論の自由は比類ない」と実は思い込ん
でいる国民は相当に多いのだ。学校教育段階でこの愚民化は
叩き込まれる、権威に媚びる卑屈さと狡猾さを養成される、
ということだろうが、・・・・・・しかし、例えの話である
が、かって安倍首相が官邸の意に沿わぬニュースキャスター
を局に圧力をかけて追放させる、NHKで国谷さんがあの官房
長官(後に首相)に厳しく質問を行ったことで官邸が激怒、
NHKへ圧力で国谷さんを降板させた、他にも多くの例があり、
さらに「放送法改正」まで高市早苗が脅しをかけるなど、ちょ
っとアフリカの独裁国でもあまり見られないような言論思想へ
の抑圧が平然と行われ、既成の新聞でもそのような五流以下の
独裁国並みの権力の暴走にほぼ無批判を、完黙!を貫いたとい
える。話題にすらしなかった。
それは安倍晋三時代だったが、報道はますます権力のプロパ
ガンダの道具に堕するのみ、プロパガンダへの批判的意見、反
対意見を載せることすらほぼない。既成新聞の記事を主に載せ
るネットニュースもしたがって同じレベルと言える。新聞それ
自体よりは多少はマシにしても。
第二期安倍政権以後の言論(新聞や放送に対する抑圧、圧力)
は顕著でも、しかしそれは戦後一貫して存在していたことだ。し
かし戦前の報道の政府の行くに完全に従った戦意高揚、思想、宗
教弾圧への完全協力などを幾分は反省もし、政治権力、官僚への
批判姿勢を一部に保っていたが、いまやそれさえ無惨に潰え去っ
た。なしてテレビ局などは国民に上からのプロパガンダへの完全
な思考停止の洗脳をこれでもか、これでもかと大企業CMもその
大きな要素として繰り返している。「脱炭素」利権、愚民化や
ワクチン薬害への批判の封じ込め、常識的な批判にも「デマ」呼
ばわり、これは国際的な言論弾圧の潮流もあるわけだが、しかし
一片の気骨すら見られない状況である。
精神病名の「認知症」を国が露骨に国民の権利制限に使い始めた
ら、その認知症プロパガンダを国と完全に呼応して報道!を続け
るなど、一片の批判もなく、一例であるがす救いようもない日本
の報道の現状を示す。
まら国境なき記者団は日本ではネットでの「ネトウヨ」とよば
れる勢力が極度に強く、中国でもコメントは賛否が拮抗するとい
うのに、例えば「ヤフコメ」では散々なヘイト、右翼コメントが
並ぶという、その状況も日本の低評価としている。
国民自身もやはり右傾化は著しいのは事実だろう、読売信条!
の「左右の独裁思想への反対」も完全に形骸化している。
現状は見ての通り、ランキングの数字自体がどこまで実態を示
すものか、不明確な点はあるが、言論の自由の本質が「権力への
批判」と「多様性」というなら、なんとも情けない日本の報道で
ある。際限もない愚民化と洗脳の道具に報道が堕しているという
ほかない。
この記事へのコメント
国民にも責任があり、批判記事を辛口に書くと「共産党」といわれ無視されてしまう風潮があります。