街の光景が激変、路線バスの姿がほぼ消え去った。運転免許は石に齧りついても死守すべき

かっての街の光景は、・・・・・商店街の全盛の時代があっ
た。戦後から昭和で云うなら昭和55年過ぎくらいだろうか、
まだ商店街、個人商店は生き残っていたような気もするがもう、
遠の昔に商店街の時代は過ぎた(もっとも地域的な特性の違い
はあるが)戦後の日本は商店街の時代だった、それははるか前
に終わった。シャッター通りへ、駐車場もない店舗には大都会
でない限り、客は来ない、後継者もいない、皆、消えていった。
だが直近の急激な変化、あれほど頻繁に走り回っていた路線
バスをめったに見たい、ゼロではないにせよ、ゼロ化と思わせ
るレベルだ。戦後の日本の街並み、商店街の繁栄と、ひっきり
なしに走る路線バス、商店街の衰退ははるか前からだが一気に
進行はバスの消滅だ(消滅に近いほどの減少)。今までは、当
たり前と思っていた、ひっきりなしの路線バスがほぼゼロレベ
ル(と思いたくなるほど)に減った、街から路線バスの姿を見
ない。
これは重大な変化だ、路線バスが激減で他方、あのバスの臭い
汚い排気ガスが大幅に減ったのは健康にはプラスとしても、公共
交通輸送は崩壊も同然、JRも使い勝手のいい、特急が次々と廃止
され、みどりの窓口も原則廃止政策、本当に生活しにくい世の中
になったものだ。
何かメディアまで協賛の大キャンペーン、「認知症」を口実
として「免許返納」大キャンペーン、高齢者講習でいやけを誘っ
て運転免許を返納させよう、放棄させよう、なのだが現実、よほ
どの例外的なエリアでない限り、車なくして生活は成り立たない。
容赦ない核家族化、高齢化でもう自立するしか生きる手立てはな
い。運転免許は石に齧りついても死守するしかないわけである。
車を失うことは死ねと云われるに等しいわめである。少子化、その
少ない子供も家からは出ていく。でないと仕事にありつけもしない
ではないか。事故は絶対起こさない注意力が必要。
何か社会が、街の光景が急速に変化していると感じる。集合住宅
のマンション建設は相変わらず盛んだが、多少古くなると維持費、
修繕費がのしかかる。古くなると出ていく人は多くなる。居住者が
減って管理費用も不足してしまう。際限もない修繕費用を見越して、
古いマンションは転居する人が増え、結果、スラム化する。既に、
相当多くのマンションで現実化している。大都会ではマンションし
か事実上、選択肢はないにせよ、地方なら迷わず戸建てを選択すべ
きだろう。日本は相続税の負担が世界的に異例なほど重く、そのた
めにマンション建設がますますエスカレートする。大量の老朽化し
た住人も消えたマンションをどうしようというのか、
これから日本の社会は急激に、一気に変わる。いままでは、なん
とか現状維持できていたことが沸騰点を過ぎてパニック化する。十
分に心して生きていきたい。社会学で云う「singular point」を日本
は過ぎたのである。
この記事へのコメント
行きは高校生や通勤の高齢者で8割乗車。帰り60分間は私一人でした。
この話をすると「killyさんはバスが好きなのですか?」と聞かれました。問題はそこではない。