理解しがたい倉敷市の車のペダル「踏み間違い」防止装置への補助金、全ては国の筋書き
山陽新聞の報道によると倉敷市は「高齢者」の車の運転に際
しての「ペダル踏み間違い」(踏み間違え)防止装置への「補助金」
を出す、と決定した。
以下の通り
ブレーキ踏み間違い防止装置補助 倉敷市、高齢ドライバーが対象
倉敷市は自動車のブレーキ踏み間違い防止装置の購入・設置費用に対する補助制度を創設した。高齢ドライバーを対象とし、重大事故の抑止につなげる狙い。
装置は、アクセルの急な踏み込みなどをセンサーが感知してエンジンの出力を抑制する仕組み。国交省が認定した16製品の購入や設置に対し、費用の2分の1(上限4万円)を負担する。
対象は市内在住で65歳以上の運転免許証保有者。自家用車への設置が条件で、事前申請が必要となる。
1日から受け付けを始め、期限は来年1月31日まで。予算は200万円で、上限に達し次第終了する。
つまり国の方針によって行われ、メディアが完全にその意図的
なプロパガンダへの賛同広宣機関となっている。国とは警察庁で
ある。
①高齢者が
②認知症のために
③車のアクセルとブレーキの踏み間違い、つまりペダルを踏む
という運転操作で「位置の錯誤」をなして車の暴走を招いてい
る。
だから高齢者は「認知症」検査を受けねばならず、認知症と
判断されたら、免許は更新できない。
このドグマのために既成メディアは延々と全く無批判に警察
庁の「意向に沿った」記事を書いて際限もなく繰り返している、
とおうことなのである。
その「防止装置」を車に取り付けることの「補助金」を倉敷
市が「高齢者に限って出す」というのである。
私はこの国の大キャンペーンは運転免許を通じて優生的行政
を確立するための不純な策略と以前から書いている。
なぜなら暴走は決してアクセルペダルとブレーキペダルを踏
む際、ドライバーの認知症に誘発される「位置の錯誤」で暴走
が生じている、・・・・・はずがないからである。
古来、この種の暴走事故は「オートマ事故」と呼ばれていた。
だが国の「踏み間違えキャンペーン」がメディアを完全に抱き
込んで以後、「オートマ事故」という言葉はメディアで「絶対
」に使われなくなった。オートマ車特有の事故ではなく、運転
者の「位置の錯誤」でのペダルの踏み間違いで起こり、その運
転者の「認知症」で起きている、・・・・・が国の仕組んだ筋
書きなのである。既成メディアは今持って一切、その国の方針
に爪の垢ほどの疑問も抱かず、結局、「認知症」キャンペーン
に協力しているのである。
疑問は位置の錯誤のペダルの踏み間違い、というがペダルの
数の多いマニュアル車でそのような暴走は全く起きていないの
である。
さらに従来のエンジン車そのオートマ車は微速で走行、狭所
での走行はそもそもアクセルを踏むことはなく、「ブレーキの
ペダルの断続」で進むからである。これなマニュアル車のクラ
ッチの断続に対応するものである。
近年はHEV,また日本はごく少ないがEVもあってHEVは低速時、
はモーター駆動、BEVはすべての速度域でモーター駆動だが、モ
ーターはアクセルオフではモーターは動かないから基本的にク
リーピングはない、クリープング利用がでないから、アクセルを
微低速でも踏む必要があって、この点で「踏みすぎる」ことによ
る暴走はあり得る。またハイブリッド、EVなどのシフトレバー、
は非常に奇怪で誤操作はよほど注意しないと起こり得る。
ただしオートマ事故的なものとして、「誤ってアクセルペダル
を踏んでしまう」、「アクセルペダルを踏みすぎる」ことで暴走
が起きることがある。この可能性はオートマ車なら常にあるわけ
だが、それで「コンビニ暴走」が起きる可能性はある。だがそれ
は決して位置の錯誤で「ブレーキを踏むつもりでアクセルを踏む」
からではあり得ない。
では「ペダルの踏み間違い」は「認知症」で起きる、という
警察庁の仕組んだ筋書き、なら「認知症」で「アクセルペダル
を踏みすぎる」、「不注意でアクセルペダルを踏んでしまう」
は起きるのだろうか?これは警察庁の筋書きから外れるから決
してメディアに原因として載ることはない。
もし、位置の錯誤というなら、高齢者に限らず起きる可能性
があるのだから、補助金!を高齢者に限定すべきではないが、
警察庁の「高齢者が認知症で位置の錯誤でペダルを踏み間違え
る」という絶対的なシナリオに従うためだから、高齢者に限る
のである。オートマ車は数多くの誤操作で暴走が起こり得るが
、警察庁、国の精神病を行政の強力な優生的統制とするために
は、「暴走は高齢者が認知症でペダルの位置の錯誤で起きる」
という編み出された実は荒唐無稽なもはやドグマが自治体や
ほとんどのメディアを支配しているわけである。
だから不可解なことは、そこまで位置の錯誤によるペダルの
踏み間違い、というなら古くからあるオートマ車の左足ブレー
キを国、メディアが口が裂けても言わないことである。
さて、倉敷市の「踏み間違い防止装置」への補助だが、そも
そも位置の錯誤によるペダル間違い、が原因でない以上、何の
意味もない話である。ただ国策への協力は非常に醜いというほ
かはない。
この記事へのコメント
近年高齢者が事故を起こしたらオートマの踏み間違いと報道されますので、私は軽トラのMTを利用しています。