愛子天皇と悠仁天皇と、二人天皇、同時即位という意外な解決法

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 天皇が二人並立、は過去において南北朝時代がある。明治
以降、南朝を正統とする考えが実は支配的で、北朝に与した
足利尊氏は日本史最大の逆賊とされ、逆に南朝についた、楠
正成はその銅像が皇居外苑に、さらに南北朝正閏論では国も、
南朝を正統とし、明治天皇も最終的に南朝を正統という勅裁
を行った、・・・・・・あれ?明治天皇は孝明天皇の皇子で
は?と誰しも思うはずだが、結果は不徹底に、結局、北朝天
皇の「万世一系」ということに収まった、のだろうか。明治
絹布の最大のドグマは天皇の万世一系である。しかし、これ
は事実に全く合致しない。これが実は明治天皇を苦しめた。
長州藩がかこっていた大室寅之祐であるから。南朝こそ正統
と憲法に規程すべきが、「万世一系」だけが独り歩きし、後
に取り返しのつかない誤った明治のドグマ、となってしまい、
それが現在の政治家まで悪影響を与え続けている。

 だが、現在、国内、国外とも愛子天皇を熱望する声が多い。
逆にあの不人気の秋篠宮家の長男ということで、あまり表立
っては云われないが悠仁殿下の相対的な不人気は深刻である。
あの美智子妃が、明仁殿下とともに徹底して厳しく、情操深く
育てられた現天皇陛下、対するあの秋篠宮家のけ、情操はあま
りに現上皇夫妻の行ったレベルと品格、言い難いが天地の差と
云うほかない。国民も海外の多くも秋篠宮家には心底、嫌悪
を抱いている。もはやどうしようもない。明治のドグマとい
うのかどうか、現在の右翼のドグマは「男系天皇」というが、
歴史的に女性天皇は10代8方おられる、一度退位され、再び
即位された女性天皇がおられるからだ。別に天皇が男子でなけ
ればならないり理由も歴史的伝統もないのだが、これを歪めた
のが明治のドグマである。本来の伝統でもなんでもない、男系
天皇を高市早苗らは喚くが、笑止千万である。

 いかに秋篠宮が不人気できらわれようと皇位継承順位からい
えば悠仁様を天皇にしないわけにはいかない。だがあの教育の
あり方をみて、本当に将来、天皇に即位までの悠仁様のメンタ
リティは大きな不安がある。

 結論はこうだ、何らかの形で悠仁様が天皇に即位できないよ
うな状況になった時、愛子さまを即座に天皇に即位、は賢明な
考えだが、暴論のようでいて、男子天皇と女性天皇を堂々と並
立させる、という考えである。いうならば意味内容は異なるが、
南北朝の並立の再来だが、それを制度化するのである。

 端的いいえば日本民衆は明治維新まで天皇を意識することなく
生活してきた。だが明治以降は明治政府の政策のために、民衆は
まさに天皇という存在が強迫観念となって常に頭に染み込んでい
る。天皇制は、あるいみ、明治以降のもの、というのは理由があ
る。新時代の天皇制を考えた場合、天皇を男子、女子を同時即位、
これによる弊害はじつはない。男性天皇と女性天皇の並立こそが
日本を救う、はずである。

 

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