もし一定年齢で運転免許の強制返納が法制化された場合は、大都会中心地域か海外移住を考える必要。法制化の可能性は低くない、最悪の事態に備える覚悟を!

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 今日のヤフーニュースでは橋下が「一定年齢での運転免許
強制返納」への言及が大きく取り上げられている。実際、実
際、国内メディアは「高齢者の運転は危険」という一方的な
キャンペーンを既に長く続けて、政治も警察庁の優生思想が
本音の新制度を即日閣議了承、議会に上程可、野党も含め、
賛成多数で可決成立、だから、この非現実的な考え、「一定
年齢での運転免許教師絵返納」の法制化はメディアの「高齢
者運転は危険」の大合唱の下、法制化の暴走が現実化する可
能性は決して低くはない。メディアの世論操作誘導は執拗で
ある。高齢者、特に孤立した高齢者、さらに身体の不自由な
人こそ自立的な意味で車の免許が必要なのである。しかし、
日本の政治、官僚、既成メディアは伝統的に優生思想に溺
、利用する極めて根強い悪しき伝統がある。

 まず

 ①大都会中心部での生活は基本的に車は邪魔なだけである。
東京23区内で車を運転、を考えたら分かる。実際、大都会地
では男性でも運転免許を持たない人はじつは珍しくない。つ
まり仕事やその他で、車が是非必要という人以外、大都会地
ではそもそも駐車場私も大都会!に住んでいる頃は車の運転
など思いもよらなかった、免許は取得していても。

 大都会選出の政治家、当然ながら東京在住の警察庁などの
官僚、また既成メディアも全て東京などの大都会での生活を
想定しているのだから、それ以外の地方のいけんはさっぱり
表に出ない、取り上げられないのだ。

 ②だが、これが大都会中心部以外、日本の大半、地方での生
活となると話は180度、逆転する。大都会以外では、地方では都
市部から農村地域まで車なしの生活はあり得ない。車を取り上げ
られることは死ね、ということだ。少子化の上、子供はどんどん
大都会地域に出ていく、親とずっと同居などますます稀になる。
さらに高齢者のみの世帯どころか、伴侶に先立たれての独居老人
も増加の一途となる。地方でライドシェアなど机上の空論である。

 バス運転手不足はエスカレートするのみだ。あまりにストレス
が多く低賃金、不規則過重労働で事故の危険性が高く事故で逮捕
予備軍のバス運転手など好んでやるものは少ない。団塊ジュニア
さえ既にすべて50代でその後半になろうとしているのだ。その後
、の年齢層は全く少ない。「若者にやらせたら」は幻想である。

 ③地方、田舎では90歳を超えても農業を営み、軽トラを運転し
ている人はかなりいる。農業はまず若者は継がないから、高齢者、
老人が支えてりう。これは建設労働も、造園業もタクシー運転手
も、ますます高齢者層が重要になる、高齢者を活かすことが今後の
日本のキーポイントであるにも関わらず、超々高齢化社会になる日
本はその真逆のキャンペーンがメディアの洗脳もフル稼働で、激烈
に行われているのである。

 本質的に云えば高齢者の活性を追求スべき日本社会が、車の運転
という最重要要素を切り口にして「優生的思考」に埋没しているの
である。これこそ日本を最終的に、没落させるものである。

 ④そもそも1970年頃、日本の高度成長全盛期には高齢化率は7%
程度でしかなく、それが28%目前という現在、高齢者数の母数が極
端に増えているのだから、過去より「高齢者の事故数」が増えるの
は当然だが、しかし事故率は逆に大きく低下しているのである。

 ⑤事故は基本的に「個人差」であり、「年齢」のなせる結果では
ない。老化も個人差が大きい。当然である。それをメディアもわき
まえるべきなのに、意図的に高齢者の事故だけ大きく取り上げると
いう「作為的ピックアップ報道」が繰り返され、日常化し、世論操
作を行い、それをまた官僚が利用し、政治家が便乗的反応を示す、こ
殿また繰り返しである。

 ⑥警察庁のメディアとタイアップした「高齢者のペダル踏み間違
い」キャンペーンは全ての根底にある。全てオートマ車による暴走
でその原因は多様である。無意識的に停車中にアクセルペダルを踏
む、駐車料金を払おうとして誤ってアクセルを踏む、パーキングを
しかkりせずDドライブに入れていたらオートマは些細な誤りで即、
暴走する、・・・・・・それらを全て高齢者が認知症だからペダル
をふみ間違える、に帰着させ、メディアも大々的に高齢者をターゲ
ットの優生的思考にどっぷり浸かり、疑問すら抱かない、

 ⑦その結果は、日本の壊滅的な衰退、社会の崩壊が生じるといっ
て実は何の過言でもない。ただでさえ脱炭素キャンペーンに日本も
乗って産業基盤が弱体化し、都市も山林も景観を著しく害されてい
るのだが、もはや大都市中心部以外では生活不可能となれば、

 東京23区内など大都市部に地方の高齢者は移転するしかない。だ
が高齢者を受け入れる賃貸はすくなく、だいいち高額だ。地方の財
産を処分し、東京23区内に小さなマンション、中古マンションを、
というのがリーズナブルだが、これとて高い。だが地方で生活が無
理、ならこれしか選択肢はないだろうし、富裕層なら海外移住も視野
にいれるべきである。海外で運転免許の取得も考えるべきだろうが、
全く大きな負担である。

 ただし、大都市中心部は車は必須でない、さらに車は使いにくく
実用的でない、だから結果として車は広義で必要性が低いにしても
高齢者の生活には実は逆に身体的負担が多く、到底、適した環境で
はない。大都市中心部は要は若者向きの生活環境である。

 ⑧ライドシェアなどは個人的な用事目的には全く不向きで路線バス
は廃止、減便、その定員に見合うなど不可能であるし、そもそもライ
ドシェアに誰が車を提供するのか、まったく現実を見ない愚論ばかり
が政治家から飛び出す。高齢化率が50%以上、返納強制の高齢者ば
かりで、ライドシェアなど現実有り得ない。


 ⑨あまりに意図的アンキャンペーン、報道が支配的でこのままでは
地方での生活は困難となり、大都会地へのますますの人口集中をまね
く結果となる。さらに自動車産業、ディーラー、石油関連の経営困難
は深刻化し、

 ⑩脱炭素同調もあいまって日本の産業、社会構造での破滅的弱体化、
崩壊は避けられない。高齢者を優生学的思想でターゲットとする、と
いう超々高齢化社会突入の日本の自殺行為が行われようとしている。
優生思想に基づく行政に酔いしれる日本の社会、産業の弱体化は避け
られないだろう。

 ⑪既成メディアのキャンペーンはさらに加熱し、一定年齢での免許
返納が法制化される可能性は実はかなり高い、それは85歳程度と考え
られ、それいかの年齢の返納圧力もさらに深刻化する。地方は東京よ
り長寿である、最悪の想定をする必要がある。

日本が戦後、何度も挫折がありながら驚異の経済成長を成し遂げて
、経済大国になれたのは、国内に大きな充実した市場が存在したか
らである。長くGDP世界で2位も2025年にはインドに抜かれて5位
、一人当たりGDPも2000年でもルクセンブルクについで世界2位が
最新のIMF統計で38位、もう40位以下も視野である。株価時価総額
で2000年には世界の上位企業トップ50に日本企業が10位以内で7企
業、も今やトヨタのみ、しかも40位代。こんな状況で自国のマーケ
ット潰しに狂奔する状況を見たら、こりゃダメだと思うというのや
ら、悟るしかないだろう。日本経済の最大の基盤だった充実した巨
大な国内市場、それが世界に類を見ない超々高齢化で衰退の一途、
その危機で日本人の頭までおかしくなって優生思想に国を挙げて溺
れるザマを目の当たりにすると、日本は終わった、では済まない奈
落へ、と思うしかないだろう。

それにしても「年齢で差別されない社会」の理想とは全く逆方向に
優生思想が燃えあがる日本の、「精神的風土」は、やはりという諦め
ににた思いを抱かざるを得ない。あんな政治家にあんな官僚、ひどい
御用メディアばかり、こんな国は絶対に売りだよ!

 ある日突然、「政府は増え続ける高齢者の交通事故に鑑み、運転
免許の一定年齢での返納の義務付けの検討に乗り出した」という報
道が飛び出す可能性は高い。

 農業、畜産、林業など運転免許が必要な職種の高齢者、若い後継
者はなく、ただ高齢者が支えの産業は耕作放棄、牧草地、森林は再
生可能エネルギーのドグマのもと、中国系のメガソーラー、小規模
ソーラーの醜悪な黒いパネルで一面おおわれ、土壌は死に、他方、
自動車国内メーカーは国内市場に完全に見切りをつけるだろう。デ
ィーラーの数も半数以下に、深刻な雇用問題が生じる、それは超近
未来の日本の姿である。


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