コンビニで誰かが雑誌を買っているのを見たことがない、売れないだけでなく店舗スタッフへの負担大
どうでもいいいような話だが、コンビニでは雑誌の売り場
スペースはかなり大きい。コンビニはさておいても、最近の
出版界の事情は、とにかく雑誌が売れない。週刊誌も売れな
いし漫画週刊誌も売れない、さらに多様な月刊誌がさっぱり
売れない。ネットの時代、スマホだけではなくタブレットの
存在が大きい、買ってもゴミで出すのが大変な週刊誌、月刊
誌、コンビニで以前はあった新聞も最近は全く見ない。地域
差があるにせよ、もはや駅の売店でもコンビニでも新聞はさ
ぱりだ。都会なら競馬新聞くらいなら、ていどだ。
もっとも、一昔以上前は「セブンは日本最大の本屋だ」を
誇っていたが、今や雑誌類の売り上げはセブンも見る影もな
い。根底で進む社会の激変である。
本の現状は健闘は学参と文芸書というのは分かる。だが学
参といってかってとは比較にならぬ少子化が進むから、これ
も先行きはますます細るばかりだ。本が売れないという大き
な一つの要因はマンション、集合住宅居住者が増え、本を置
いておくスペースも超乏しいことと、雑誌類も同じだがとに
かく資源ごみとして出すのが難事である。それを補うのが、
タブレットの存在である。スマホでの電子書籍はあまりに画
面が小さすぎてダメだが、タブレットなら逆に最適である。
どうせ本を買ってもツン読なのだから、もはや可能なら電子
書籍に移行である。雑誌の休刊、廃刊も続々である。
かっては雑誌の黄金時代、特に多くの月刊誌が本屋を賑わ
せたものだ。だが時代は一気の雑種の消滅過程だ。全くゼロ
にはならないが、月刊誌は高いものが多い。経費の上昇でま
すます高くなるから、尚更売れない。雑誌出版社も存亡の危
機である。
それにしても、依然、コンビニでは、セブンだと雑誌、週
誌の売り場面積は以前と変わらぬ広さだ。男が成人週刊誌な
どを立ち読みしているの見るので、子供がコミック週刊誌を
立ち読みもない。つまりコンビニで実際に雑誌、週刊誌を客
がレジに持っていって買う場面など全く見ない、その昔はあ
ったのかもしれないが、今や、絶無である。
買う場面、客が雑誌をレジに持っていくシーンは見ないが、
スタッフがよく雑誌コーナーを点検、見ている。返品率は
非常に高く店舗スタッフへの負担は極めて想い。店舗には
まさに、最悪の存在である。
こんな販売状況で愛も変わらず、あの売り場面積は理解し
難い。もっと売れ筋の商品を揃えた方がいいだろう。日販は
ファミリーマートなどへの雑誌類の委託を終了、これを東販
が引き継ぐと云うが、お先は真っ暗である。紙の新聞と同じ
く雑誌ももう終わりである。完全に消えることはないにして
も。
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