エンジンの長持ちを考えるならレギュラー仕様エンジンでもハイオクを、車を巡る不穏な状況

自動車はあらゆる意味で政治的に翻弄されている。歪んだ
ドグマ、プロパガンダ、利権に利用されている。その結果は
連日のメディアの報道!であり、報道というより世論操作、
愚民化なのやら、妙な騒がしいだけである。だが車は生きる
ために欠かせない道具、また楽しみでもある。政治の玩具に
されては困るわけだが、現実、将来は不穏である。したがっ
て特に純エンジン車は末永く乗れるように大切にしなければ
ならない。特にエンジン、ミッションは絶対重要だが、乗っ
ていれば酷使もあるし、悪条件下での使用もある。エンジン、
ミッションは基本的に一体としての新品は難しいし、製造終
了後は現実、不可能である。特にミッションがトラブったら
厳しい。エンジンはオーバーホールは十分可能である。だが、
それも一般的ではない。
とにかくエンジン車は大切に、で乗らなければならないが、
車は乗って走ってこそ意味がある。エンジンを長持ちのため
に、簡単にできるのはオイル交換を指定の距離、期間より早
めに、余り高級オイルでなくてもいいが、交換は適正時期で
、きっちり行うこと。気づかず一年未交換だったは絶対に避
けること。
エンジンにとって最も重要なもの?それは燃料である。良質
の燃料こそがエンジンの寿命を伸ばす、通常はガソリンの質で
ある。といって市販のガソリンが全くの規格通りのもので、メー
カーによる差異はほぼない。製油所での、原油産地による違いは
実はガソリンに品質に影響がある、がドライバーはそれを選びよ
うもない。
結論はエンジンの寿命を長くしたいなら高いがハイオク、プレ
ミアムを入れるべき、ということだ。もっともスバルのレヴォー
グのようにターボなのにメーカーが「レギュラー」を指定してい
る車種もある。これはドライバーの経済的負担を考えてでなく、
「爆発しやすさ」を活かしたエンジン設定らしい。だがエンジン
寿命を考えると疑問が残る。
実は私がレギュラー仕様でもハイオクを使用スべきと感じた
のは、実際のスバル車のエンジンブローを聞いたからである。
ビジネス使用で走行距離は年数に比べ、長い、5年で20万キロ
を超えている。エンジンは2LのボクサーNAである。高速道路
を走っていたら突然、ボコボコと異常爆発音、レッカーで移動
、ディーラーでエンジンを分解したら燃焼室に異常燃焼による
凹みに近いひどい損傷、カーボン付着、要は異常爆発によるエ
ンジン全損である。メーカーはレギュラー仕様として、ハイオ
クは無意味、としていたが、エンジンがやや老朽化したときの
気密性低下等による燃焼室内のガソリンの異常燃焼が誘引され
る可能性がある。ハイオクが勧められる所以だが、ごく些細な
異常燃焼もエンジンを非常に傷めるのである。
今後、車をめぐる状況がどうなるか、政治家、官僚のゴリ押
しで強行される可能性は低くない。そうなった場合、生活を
守るため、エンジン車は維持しなければならない。そのために
は日頃のメインテナンスだが、まずはハイオクの常用である。
この記事へのコメント
急な坂道ではハイオクの方がギヤを1段落とさなくても登り切ります。
そういうマウンテンバイクに乗っている人は、ハイオクとレギュラーを匂いで一瞬に区別します。