際限がないマイナカードによるトラブル、安全確実で手間いらずの健康保険証廃止は健康保険制度崩壊に通じる

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 何でもデジタル化、がいいわけでは毛頭ない。要は何をデジ
タル化か、だが健康保険証廃止、それをマイナカードで、だが
顔認証からしてそもそもおかしい、健康状態でも顔の印象は大
きく変わるし、痩せたり太ったり、幼児や超高齢者の例を考え
ずとも、実験では双子を識別できるか、では現状はほぼ100%
識別できなかった、という。緊急事態でマイナカードへの誤情
報で受診できず死亡例も報告されている。それは決してごく僅
か、ではないのであるが、政治家、官僚に全くトラブル続出に
ついて誠意はない。何かデジタル化だというほかないが、こと
は最も根源の生命に関わる分野だけでにデジタル化遊戯の強行
を健康保険証で行うなど言語道断である。健康福祉をデジタル
化のおもちゃにする政治家どもは万死に値する。

 そもそも出発点である「マイナカード」の作成、またその後
、必ず必要な更新手続き、赤ん坊、幼年者、小学生、中学生、
それらは皆、親が代行だというが、赤ん坊の写真の意味である、
そもそも、おとなしく写真を撮らせてももらえないし、何より
高齢者である、公共交通も乏しくなる現実、寝たきりの高齢者
は言うまでもなく、体を動かしにくい高齢者、また病人、長期
入院の患者、大都会で孤立する単身世帯の高齢者、もう限りな
いが、どうやって市役所など窓口で並んでマイナカードをつく
れ、というのか、

 官僚は「代理人でもできる」と云うだけだが、どこに役所の
長い行列に長時間並び、待ってマイナカードを作ってくれるほ
どの親切な人がいるというのか。長期入院の病人、代理人とな
って窓口に並んでくれる「代理人」がいる人ばかりではない、
というより代理人などよほどレアケースでないと見つからない
はずだ。介護施設でも多数の入所者の代理で職員が並んでくれ
る?バカを言うではない。

 今までは毎年新しい健康保険証などを郵送してくれていたの
が、窓口に並べ、おしあいへしあい、に並べ、だから結果は健
康保険制度を離れるしかない人が続出しかねない。何よりも
国民の実態にそぐわない。健康で暇な若者、壮年でもないと
死ぬ思いだろうし、そもそも不可能である。

 デジタル化という空疎なお題目が最も安定を要求される分野
に襲いかかってきた。まだまだ犠牲者は止まりそうにない。

この記事へのコメント

killy
2024年06月29日 10:36
マイナカードの読み取り機能が不良で、医療機関かで受診できずに死亡されたニュースがありました。
河野大臣は「厚生省に聞いてくれ」とそっけない返事をしたようです。この男だけは首相にしてはいけません。