もう日本は終わった、自動車国内メーカーが日本市場を見捨てる。奇怪な装備義務化、高齢者への返納の実質強制
私は日本政府が日本という国家を自ら衰退に追い込んでいる
愚策を矢継ぎ早に放っているとしか思えない。それを本来は批
判すべきメディア、特に既成の大手メディアがまったく政府の
愚策、悪法の翼賛機関に堕して、本来行うべき、最低限のまっ
とうな批判をまるで行わなくなった、それが政府の愚策に拍車
をかけている。
車のアクセルペダルとブレーキペダルの「踏み間違い」一元
論、とにかく、やたら一元論ばかりが幅をきかせるご時世だが、
この官製一元論が「ペダルの踏み間違い」防止装置取り付け
の義務化、が実質決定したというほうどうだ。警察庁の発案の
はずだが内閣と官僚は一心同体、すぐ閣議了承、法案の国会
上程から賛成多数で可決、となるおきまりのパターンでいかな
る奇怪な法律、国民の権利を、生活を阻害する法律は成立して
しまうならいである。
すでに国内メーカーの日本マーケットからの撤退は顕著であ
り、ネットで「~が新型車発表」も日本で販売しないものが、
大半の現実がある。魅力的な車種はもはや国内でほぼ新発売と
はいかないのである。そこに最終的に決定的なことが、この「
踏み間違い防止機能」装置の義務化、どうせMT車も含めた全車
義務化となりそうだ。
世に起こる暴走事故は基本は広い意味での「オートマ事故」
である。それを絶対に「オートマ事故」と認めたくないのが基
本のドグマなのだから、MT車も、もう国内販売のMT車はスポ
ーカーなどありえないだろう、ヒールアンドトウも不可能とな
る。こじつけ的な狂信の一元論が次々と行政法規の愚策を生み、
今後は国内で多数の車種を販売のトヨタ、トヨタ系のダイハツ
も国内販売車種は徹底的にさらに減らすだろう。海外メーカも
わざわざ日本市場に適合の車など煩わしく投入は最小限となる
はずだ。
さらに日本は世界に先んじて史上例もない、超々高齢化社会
に突入する。日本が生き延びるには、高齢者の社会参加をいか
に活性化させるか、にかかっているのは明らかなのに、やって
いるのは日本古来の優生思想への官民挙げての耽溺である。も
う既成メディアは「高齢者から運転面kを剥ぎ取れ」と言わんば
かり、というより咆哮しているのだが、その結果のバス運転手
などの運転手不足、公共交通の衰退である。
若い人たちにバス運転手などはやらせたらいい、といって、
団塊ジュニアのあとに続く世代は全くの先細りだ。先細りは
、さらに先細りを先鋭化し、年間出生数(それとて海外居住者、
国内の外国籍も含めたマキシムの出生数)で100万人を遥かに下
回っている。出産適齢の女性の数は確実に将来、激減は確定であ
る。もう遅いのである。
だから高齢者が可能な限り、現役で働ける施策に徹すべきを、
またしても優生遊戯に酔いしれている。公的年金も維持は不可
能だろう。車に戻れば、高齢者からの免許剥ぎ取り、実質返納
強制の政策ばかり、これに奇怪な装備義務化で日本メーカーも
日本市場は最小限の車種のみ、となるだろう。
しかし日本政府(政治家、官僚)の頭の中身は日本の衰退に
導く愚策ばかりである。およそ活性化の発想は微塵もない。
である。突破口は成人全て現役社会、しかないだろう。だが、も
う日本政府も既成メディアもつける薬はない。
団塊ジュニアも50代後半に向かおうとしている。あとに続く
世代は少ない。少ないだけではなく、日本人の悪癖の民族差別
感情だけは十分に持っている歪んだ傾向が顕著だ。優良な精鋭
とは程遠い若い世代と言わざるを得ない。
これで日本は終わった、というほかない。
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