(一昔前の)究極の詐欺の方法「俺と一緒に詐欺をやって大儲けしよう」、詐欺グループの愚かな人間の情報共有

  IMG_0224 (2).JPG
 近頃はネット社会であり、うっかりすると騙される偽サイト、
有名人への成りすまし、など巧妙悪質な詐欺手法、しかも国際
化しているから油断も隙もない。facebookは相変わらず有名人
成りすまし詐欺広告、投稿に「知らぬ存ぜぬ、関係ない」であ
るから我が身は自分で守る以外にない。要はこの世にウマい話
などない、他人が持ち出しす「うまい話」は100%詐欺であると
いうことだ。

 ところが現在も妥当するとは思うが、かっての詐欺の手法、
それは詐欺師にはネットワークがあり、「詐欺にかかりやすい
人間」要はいいカモのデータバンクが共有されていた。現在で
も思うが、ネット社会に移行して異次元な様相もあるので、や
や詐欺の性格が変わっているが、基本的な詐欺の手法として変
わりはないと思う。

 やや古典的な投資詐欺はヴァリエーションはさまざまで依然、
広く見られる。これにネットの手法が加わることも多い。

 前述のように詐欺師グループは相互に情報を共有する。その
最重要なことは「詐欺にかかりやすい人間は何度でも詐欺にか
かる」、「一度、詐欺で大損した人間はさらに詐欺話に飛びつ
く、最良のカモ」ということだ。

 うっかり見抜けない最近の偽サイトに引っかかる、などは
やむを得ないが、「うまい話があるから」という古典的な投資、
商売めいた話、に騙される、というのは善良だから騙されるわ
けではなく、愚かなる欲張り、を通り超えて半分、自身も詐欺
師の素質を持つ、云うならば詐欺師と同類項ということである。

 詐欺にかかりやすい人間は、実は詐欺師の素養を持っている、
そんな人間な目先のうまい話?に容易にかかってしまう。詐欺
で大損を出したら別の儲けで取り返したい、と愚かにも思う。
そこで詐欺師グループの情報ネットワークがフル稼働する、

 「いいカモがおりまっせ」

 「最近、詐欺で大損を出している、すぐ話に乗ってくるぞ」

 「で、どれくらい財産を持っているんだ?」

 「まあ、小さなアパートと建売に向く土地も何箇所か、本当
に目先が欲なだけの無知な男です」

 実は、これは実際にあった私の父親のことをも述べている。

 後日「家具業界の死神、ついに逮捕」と新聞にデカデカと載っ
た大阪の富田林にあった喜志家具の丹生なる詐欺師、その手法が、
半ば「一緒に詐欺をやってあんた被った詐欺の損害を帳消しにし
てやるよ」その直前、三流の株新聞の片隅広告「あなたの株券を
預かって運用します」に乗って大損を出した父の最終地だった。

 とにかく、あんなバカバカしい悪質な詐欺に最低限の常識さえ
備えていたら、誰もかかるはずはない、のである。いかに私の父!
の素養が劣悪だったかである。当時、富田林に行って帰り、大歓喜
の表情、

 印象に残るのはあのオヤジが「バーンと倒すんじゃ」を連発して
いたこと、何をやっているのか、でもおよそロクなことではないと
高校生だった私にも分かったがどうしようもない。「母?」ときた
ら「お父さんは成功した」などと口走っていた。その半年もたたず、
「夜逃げ」である。あの町で通りに面した商家が絵に描いたような
夜逃げなど聞いたこともない。それは伝説となったのである。

 

この記事へのコメント