小池百合子が東京都女性に発する「同性フェロモン」、当確の「同性フェロモン」に重なる「年の功」

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 私はなぜ、あの小池百合子があれほど東京都知事選で圧勝を
続け、今度もすでに三選当確が出ているのか、その理由を改め
て考えてみた。確かに東京都知事に小池百合子まで女性がいな
かった、「女性だから」というのがまずその要因と考えていた。
だが、単純にそうとばかりは言い切れないと最近、気づいてき
たのである。女性の投票率は男性より高いのが常である。女性
票がどこに向かうかで当選者は決まる、と思えばいい。無論、
男性票も「無視」出来ないが、投票率は女性がかなり高いので
ある。

 女性票がどこに向かうか、で当が決まる、無論、東京都知
事選も。・・・・・・

 都知事選、小池百合子でとかく話題は学歴詐称、右翼団体
支持をもくろんだ歴史歪曲傾向、公約実行はさっぱり、他方で
政治的野心で国を出し抜く手段を選ばない戦術、「戸建て新築
ソーラーパネル義務化」とか「BEV前倒し」、これはアメリカ
民主党政権の成立を素早く、自らの政治的野心に即座に利用、
・・・・・などをすぐ考えてしまう。実は女性にはこのような
ことは実は少しも重要ではない、ということである。

 学歴がどうこう、ウソを言い続ける、それはそうでも、女性
にはどうでもいい、ことである。公約も守らない、おまけに自
己の政治的野心に流された奇怪な政策をブチあげる、・・・・
・・・・そんなこと、じつは東京の女性には意味を持たない、と
いう「真実」である。

 女性が求めるもの、それを実は与えるのが小池百合子なので
ある。言うならば「同性フェロモン」というべきものだ。その
政治姿勢、政策、学歴詐称などはどうでもいい、女性有権者の
心の「琴線に触れるもの」である。

 前回の都知事選であの山本太郎が急遽、出馬した。結果は見
てのとおりである。小池百合子の戦術に鼻であしらわれた、わけ
である。山本太郎は言うことはまず正論である。魅力もある。だ
が女性有権者には嫌われる結果になった。その選挙で山本太郎
に接した女性有権者は山本太郎に対し、「こわい」という印象を
持った、だから小池百合子、・・・・・である。別に山本太郎が
特別、「怖い」人間でもなんでもない。だが、これは女性が何を
根底で求めているのか、という本質に関わると思う。選挙前も


 女性は求めるのは、ただ「ソフト」であること、「優しさ」
であるということだ。あの権謀術策の限り、その権化と云って
もいい、右翼系、保守系団体と緊密で戦争加害をを否定する、
その政治姿勢から「優しさ」は常識的に見出し難いだろう。
だが、・・・・・・問題はそこからだ。しょせんはそれらは
小池百合子の本質でもないわけである。政治的な方便である。
あの年代、あの家庭の小池百合子が特段に右翼になる理由は
ない、全ては政治的立身出世の方便である。仮装行列のお面て
いどのものでしかない。

 女性有権者が見るもの、それは男にはわからない。女性は
実は非常にナイーヴである。それは人間の本質を見透すもの
がある。小池百合子の「世渡り上手」、「権謀術策の権化」
も実は人間を覆う薄皮であると女性は見抜く。小池百合子の
備えた、生まれ育った阪神間、芦屋の、ほんわりとしたソフ
トな優しさ。誤解を恐れず言えば谷崎潤一郎の「細雪」の、
どこか雰囲気、である。

 「甲南女子高校」これは小池百合子が出た高校で確定できる
「最終学歴」卒業と言うなら、「最終学歴である」。低偏差値
だが阪神間のソフトさを担っている。そこに通った小池百合子
、関西学院では入りやすい!社会学部に入学、だが甲南女子高
校と思えば、なかなかの進学である。・・・・・。だが小池百
合子は、その「まあまあの大学」など潔く棄ててしまった。家
族とエジプトに、そこで小池百合子が何をやったか、アパート
に同居のだった女性がそれはよく知っているだろう。

 どう生きようと、小池百合子はソフトさを持ち続けている。
権謀術策の下に潜む、優しさ、それを女性有権者は見逃さない。
ちょっと考える学歴では嘘を言い続ける、現実の行政手腕はサ
ッパリ、・・・・・・・だが女性有権者を惹きつけてやまない、
「同性フェロモン」があるのだ。不思議な女性と言えるだろう。
女性、女性政治家はいくらでもいるだろう。なにを小池百合子
に東京の女性有権者は見出すのか?・・・・・・柔らかさだけ
である。それ以外、魅力!はないのである。それゆえ東京で勝
ち続けるのである。選挙前、「子宮全摘」を明らかにした。見
事な計算である。「同性フェロモン」の分泌場所は子宮だった
のである。三選後。すぐに、72歳だ。同性フェロモンに重なる
年の功、である。

この記事へのコメント

killy
2024年07月07日 07:47
素晴しい見解です。
現実に選挙というモノはそうしたものです。