「糖質ゼロ」を競う国内ビールメーカーの狂気!行き過ぎた糖質ゼロで「コク」が消滅。まるで薬品の無機的ビールの氾濫
人類(全てではないが)に「CO2」排撃のプロパガンダが荒れ
狂うが、日本特有なのだろうか、ともかくこの日本国内では
同時に「糖質」排撃の風潮が著しい。先日、テレビでキリン
ビールのCMが目と耳に入ったが、その徹底的なアピールが「
糖質ゼロ」なのだ。生物界が存在できるのは植物の光合成ゆえ
である。これが生物界の「栄養」の出発点である。だから地球
から生命が消え去るのは植物の光合成が終焉を迎えたとき、で
ある。それは地球に降り注ぐ太陽エネルギーが1億年で1%ほ
ど上昇し、数億年、太陽ゆえに気温が上昇、大気中のCO2が土
壌にほぼ吸収されて光合成が維持できなくなるとき、である。
最後まで光合成を続ける植物はCO2低濃度でも光合成が可能な
サトウキビなどだが、それも終りが来る。
しかし近年のプロパガンダの風潮は、どうも光合成憎悪とし
しか思えないものだ。地球上は酸素が多く、動物の生存が可能
になったのは植物がCO2から酸素を生成し続けているからであ
る。その原材料はCO2と水、エネルギーは太陽エネルギーだが、
「この世の悪は全てCO2が原因」とする実質、思考停止のドグ
マ、であるが日本で特徴的なのは、これに加えて「糖質」憎悪
が極端であることだ。
とにかく「糖質」は悪い、商品としてそれを最も打ち出して
いるのがビール業界である。それ以前に医師などで「糖質が悪
い」とする説をぶつケースが多く、いつの間にやらこの日本で
は「糖質=悪」、これに国際的はCO2=悪が加わって、光合成
否定と思わせるほどの状況である。
それに引きずられて、か率先してのビール業界で缶ビールの
パッケージ、紙には「糖質ゼロ」をあまりに露骨なアピールだ。
だがビール業界の云う「糖質ゼロ」がビール本来の芳醇さを
失わせていいることは間違いない。まるでビールが炭酸ウィス
キーのような「有機性」の欠如、ビールのコクの喪失。
最近の国内ビールメーカーのビールは本当にまずい。私の
ような根っからのビール好きでも、まずくてまずくて、どう
にも飲めない。さらに云えば、まずいビールは体にも悪い。
ビールの「コク」は本来の麦芽、すななち大麦それ自体のは
ずだが、「糖質ゼロ」が穀物が持つ、大麦が持つ自然の深みを
殺す結果になっている、というのは私は以前のビールは本当に
コクがあり、おいしかった、それは小1の夏休み、6歳半で、
レストランでビールジョッキを飲みほし、ビールのうまさに
囚われた私が、・・・・・・この頃のまるで炭酸焼酎、ウォッ
カのような薬品臭さえ感じさせる非生物的な飲み物に堕してい
る、と言わざるを得ないのである。薬品臭さえする。
発酵で全てがアルコールに変わるわけではない。アルコール
と炭酸ガスを生むが、残留の糖質とアミノ酸こそが、あのコク、
芳醇な味わい、風味を生むのである。デンプンも全て糖質に分
解されることはなく、デキストリンなどの中間物質を生成する。
これら残留の講義の糖質こそがコク、芳醇さを生むのである。
国内ビールメーカーが云う「糖質ゼロ」とは「残留物」の徹底
除去と考えるしかない。もはや、本来の自然なビールのこくと
は無縁である。
ビールメーカー、何を持って糖質ゼロに愚かに血迷う?「
糖質は悪」という一部の医師の言説がそれほど怖いのか?で
ある。愚かなことだ、もはや日本のビールをのむ理由はない。
「糖質ゼロが美味い」などビールメーカとしては狂気の沙汰
である。
改めてなぜ国内ビールメーカーが異常なまでの「糖質ゼロ」
を競うのか?一部医学者により糖質有害論、それに染まったよ
うな論調に乗り、糖質ゼロ=健康という、全く実は見当ハズレ
をアピールなのだが、実は尿酸値を上げる最大の要素はビール
においてプリン体でもなく、まして糖質でもない。まさにアル
コールそれ自体という真実の隠蔽にあると見て間違いない。し
たがって最近のビールのアルコール濃度はいたって高めである。
このようなビールを飲み続ければ、まずいだけではなく、病気
になるのは必定であろう。
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