京都市立芸術大の崇仁地区移転という京都市の超ウルトラC!長年の黒歴史と現実の課題を一挙に解決


 それにしても京都市立芸術大学の京都駅に東に超近接の、
あの崇仁地区への移転、これ以上のあらゆる問題、課題を
一挙に、ただし本当に一挙に100%とはいかないが、ほぼ
、それにちかい解決に導く決定はこの世にザラにあるもの
ではない。唖然である、といってやや、もう旧聞に属する
話題だろうが。もう移転しているのである。

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 京都駅からタクシーに乗ってで東にすぐ走ると、なんと
も汚らしいアパート、古タイヤを積み上げた、えもいわれ
ぬ胡散臭いエリア、とにかくあの京都駅に近接だ。それが
京都市内、最大の被差別部落、同和地区の崇仁(すうじん)
地区であると知ったのは間もなくだった。そう云えば、あ
の奥平剛士、京大工学部、テルアビブ空港乱射事件も在学
中、しきりと崇仁地区に通い、活動を行っていたとその残
された文章を読んで知っていた。

 現実に京都市政において同和の問題は陰に陽に深刻な問
題である。さらに被差別部落は数多いが京都市、最大の被
差別部落、崇仁地区の歴史とその深さ、闇の部分は他の場
の部落の追随を許さないものがある。だがその闇の黒歴史
を持つ京都市最大の被差別部落、崇仁地区がよりによって
、実は偶然にしてもJR京都駅のすぐ東に存在している、と
いうのも、云っては何だがユニークである。

 京都市内の子供はよく「崇仁地区には絶対に近寄るな」
と親から厳命されているケースが多い、口に出さずとも
暗示で実質厳命も多い。無論、京都市も同和地区の環境
改善には同和行政として多額の費用をかけてきたが、あの
立地的には超一等地でも、そこに進出しようという大企業
もまずなかった。

 京都の深い闇の黒歴史を持ち、同和行政でもあまりの重
し、今となれば超好立地だが、単に同和事業だけではその
積極活用がどうにもならない。

 そこで、アクセスがいいとも言い難い、老朽化著しい
京都市立芸術大の崇仁地区移転である。いままでの黒歴史
の払拭、その浄化、超一等地となった地域の活用を図るた
めには唯一の、しかも決定的な超ウルトラCの判断である。

 実際、主要都市でその都市の最大の同和地区が最大のJR
駅、新幹線駅にすぐ近接などという立地は京都市以外では
ちょとない。京都市ならではの事情である。京都市政への
同和問題の影響はまた深刻さがある。それらを払拭の、いう
ならばカタルシスともなり得る京都市立芸術大の崇仁地区、
移転。

 学生募集で影響はどうか?京都市、その近辺の出身者には
影響は否定できないが、通学は便利で整備が進めば、絶好の
文化ゾーンになり得る、と思われる。ガタガタ言ってもこれ
しかなかった、ということである。京都市財政に寄与は大き
いはずだ。

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