もはやトランプ氏は伝説の域に、銃弾を受けても不撓不屈の驚異のガッツ。アメリカ版「板垣氏すとも自由は死せず」か


確かに東ペンシルヴァニアでのトランプ氏への銃撃、暗殺
未遂事件には仰天だ。何に?トランプ氏の不撓不屈と云うべき
驚異のガッツに対してである。確かに不幸中の幸いで銃弾は
耳朶貫通、右頬をかすったていどだったが、しかし半自動小銃
の殺傷力の高い銃弾を受けて、即座に拳を何度も振り上げるな
ど、いままで世界の政治家への銃撃、暗殺未遂事件でもおよそ
見られなかった驚異のガッツだ。
似たケースとも云えるかも、刺客に刃物で襲撃された板垣退
助などが該当するかもしれない。「刺客を睥睨して、『板垣死
すとも自由は死せず』」と「自由党史」にあるとおり、手に負
傷を負いながら身につけていた護身術で応戦した。余談だが、
この刺客、高知県出身、保釈され、高知に戻り、「板垣に謝罪
する」と航路、東京に向かったがその途中、船から身を投げて
自殺した。
実際、襲撃され、傷を負ってこれだけの毅然たるガッツを示
せるケースは滅諦にない。特に拳を即座に何度も振り上げて、
などちょっと例がないと言える。耳朶を撃ち抜かれたらあまりの
痛みとショックで、ひごろ大言壮語でも情けない姿を露呈するだ
ろう。だがトランプ氏は並ではなかった。このすさまじいガッツ
はもはや生きながらの伝説と言って何の過言でもない。
岸信介など安保騒動後、右翼に太ももを刺され「うぉー、刺さ
れた、刺された」と白目を向いて持ち上げられた運び出された。
選挙の結果がどうなるか知らないが、この前例なき不撓不屈だけ
でも、トランプ氏、驚くべきである。
それにしても反トランプ感情にかられる、日本国内でもネトウ
ヨが多いだろうが、「自作自演」がXでトレンド入り、まあ、北朝
鮮がラングーン事件で「韓国の自作自演だ」といった卑劣さと変わ
る点はない。恥を知れというほかない。
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