どうやら梅雨明け、一斉に蝉の鳴き声とメディアの暑さ大報道が始まった

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 今年の梅雨は多少変則的だった、長く継続してしとしと、
でもなく、空梅雨渇水でもなく、間歇的というべき梅雨だっ
た。日本は水資源をほぼ全て降水に依存だから梅雨は絶対に
なくてなならない生命線である。水資源ほど重要なものはな
いただ日本は狭く急峻な地形であり、降水を有効にストック
できにくい、ダムを多数必死で作ったが、その貯水量は全て
足しても、世界のダム貯水量ランキングの15,6位レベルのダ
ムくらいでしかない。明治に日本の河川を視察に来たフラン
ス人技士が「日本の川は川でなく滝だ」とあきれたほどであ
る。確かにヨーロッパくらいの広さでも、川の流れはどこに
向かうのか分からない、というほどの蛇行である。

 昨年末から渇水の危機がとくに西日本地域で伝えられてい
た。琵琶湖の水位の低下、この辺りでも倉敷市などの供給の
高梁川水系のダムの貯水率低下、また福山市への水を供給の
芦田川水系の八田原ダムなどの極端な貯水率低下で断水が懸
念されたが、春先から雨が多く、なんとか倉敷も福山も、ま
た琵琶湖に依存の関西も渇水危機から逃れられた。断水とな
るとトイレも使えないのである。

 季節はめぐり、7月20日前後は梅雨明けの時期である。ず
っと梅雨で明白に梅雨明け、快晴となると耳をつんざく蝉の
鳴き声だが、間歇的な梅雨で五月雨的に蝉が鳴き始めた今年
である。

 しかし昨今は気象、天候が大衆操作の、洗脳に利用されて
いて季節を素直に受け止めるが難しくなっている。とどのつ
まりは既成メディアはCO2一元論の地球温暖化・気候変動終
末論をただただ民衆に吹き込みたい一心であり、ヤフーニュ
ース編集も必ずそのドグマに沿ったニュース項目をいれる、
がノルマとなっていると云う。ちょっとでも晴れなら「危険
な暑さ」雨天なら「線上降水帯、豪雨災害の危険」それは、
ただ昔の暑いから気を付けてではなく、どこまでもドグマを
叩き込むためなのだから、季節感もなにもあったものではな
い。それにしても「夏が暑い」から「気候変動」と吹き込む
のだから、まことに世話がない話である。全てがドグマのた
めにで、正直ニュースにうんざりである。

 だが書き続きて、新ブログとなってまだ5年2ヶ月くらい
だが、回数だけは7000回にあと一回、やれやれである。自費
出版?全く考えません。ただ思いを綴るのみ。

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