アメリカ大統領選、結果予想は実に微妙。トランプ氏狙撃は共和党支持者の一本化には貢献

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 日本の市井の市民にとって、アメリカ大統領選は実は大きな
影響があり得る。私などはまったく利害関係はない、もちろん
、あらゆる意味で利害関係がないなど、共和党トランプ候補と
民主党候補の政策にかってないほどの違いある以上は、あり得
ないと考える。概して、従来、共和党候補、民主党候補で実質、
基本的な政策の違いはない、ことが多かったが、それほどトラ
ンプ候補の考えが一種の革新的なものであり、逆にあの民主党
上院議員で大統領候補にもなったゴアの地球温暖化終末論とい
う「幻想小説」に支配され、国連と結びついたアメリカ民主党
・国連(IPCCなど)の共闘、これが世界に「脱炭素」ドグマを蔓延
させているわけである。だから石油、石炭などエネルギー関係
業界、またEV絶対を推進することの煽りを大きく受ける自動車
業界、関連の広大な業界、ガソリンスタンド経営、などは民主
党・国連のタッグは厄災以外の何物でもない。

 つまるところ「ヌメッとした」オバマ以来のアメリカ民主党
リベラリズムの云うならば欺瞞政策と単刀直入な共和党、トラ
ンプ候補の政策の激突ということで、史上例もない、外交、経
済政策、国内移民政策など大きな違いがある対決となる。

 では大統領選挙は?これは微妙だ、トランプ候補狙撃、暗殺
未遂の危機一髪は確かに共和党の支持者の一本化には有効でも、
さりとて民主党の支持者がこれでトランプ氏になびく、かと云
えば、それはまず、ほとんどないと断言できる。逆に自作自演
だ、とか「アピールにしやがって」という反発も生まれる。

 もし黒人女性(白人の血も入っていると思うが)のハリス副大統
領が民主党候補になったら、・・・・・オバマとヒラリー・クリ
ントンを足して、といってハリス副大統領自体にそれらの「魅力」
が備わっているともいい難い。

 アメリカ大統領選は特異で週単位の一風変わった小選挙区制度
である。一票でもその州で多ければ週に割り当てられた選挙人を
全て獲得、となる。だから総得票ではニクソンがケネディに勝っ
ていても負けたあの1960年の大統領選のようなことも起こる。

 支持基盤は、インテリ層は民主党、労働者層、下積み民衆は
トランプになびきやすい。女性、黒人層は?ハリスだと賛同もあ
ると思うが、逆に反発も受けるだろう。だがどう転ぶか、微妙で
僅差の闘いになるのは避けられない。

 テスラのマスクはEVへの過剰な購入支援の是正を掲げるトラン
プ候補支持を明確にしている。たしかに民主党政策では猫も杓子
もEVばかりとなってしまい、社会的な弊害、またテスラにもマイ
ナスは避けられない。

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