運転中、周りを見れば、ほとんど「ダイハツ車」、トヨタ車より多い気もするが、トヨタ会長発言との絡み
一度,このテーマは書いた気がするが、最近、報じられるよ
うにトヨタ自動車のトヨタ会長が「今の日本で頑張る気には
なれない」という「メディア」に対して放った発言が話題に
なっていり。「強すぎると叩くが、強いものがいなくてどう
する。もし自動車産業が弱体化したら日本はどうなる」と、
認証不正や何かと不正の目立つトヨタ系へのメディアの攻撃
的な論調への反発があるようだし、「世界のEVシフトの流れ
に竿さすハイブリッド重視」という、これも国内メディアの
批判的記事に、EVの持つ限定性、実用性の低さ、トータルで
社会的に混乱を起こす、など「EVへの無責任な礼賛とトヨタ
の方針への攻撃」を繰り返す、メディアへの怒りは相当なも
ののようだ。雑誌「選択」などその典型だ
確かに中国などは超絶戦でEVを推進している。もしEVばかり
になれば、日本の産業の最後の砦は崩壊するだろう。トヨタ会
長の云うのは正論この上ない。実用性でもEVはとにかく、端的
に云うならば、ヘビーデューティーでないのである。
強すぎるトヨタ、その現れが街を車で走ると思い知る。今まで
は単にトヨタ車が多いとばかり思っていたが、今までは気にな
らなかったが、例の認証不正問題でダイハツが気になりはじめ、
運転中周囲をみると、本当にダイハツ車の多いこと、無論、ダイ
ハツはいつからか、トヨタの100%子会社となっているから、
ダイハツ=トヨタである。軽自動車、小型車クラス、とにかく
スズキなどよりずっと多い。またトヨタブランドの小型車もダ
イハツが製造している。だから、にしてダイハツ車の多いのに
は驚く、トヨタ車より多い気がする。それに数は少ないがスバ
ルも含めると、町を走る車、圧倒的にトヨタ系だ。とくにダイ
ハツ車の多さには仰天だ。軽自動車が多いが、小型車も少なく
ない。
ダイハツといえば元来は「大阪発動機」でダイハツ、昭和30
年代前半からミゼットが大ヒット、・・・・・2000年以降だが
トヨタの100%子会社になって上場廃止となった。
なぜこれほどダイハツ車が多いのか、である。スタイルが、
他のメーカーに比べ、まろやかな気がする。ユーザーの気持ち
を汲んだ、豊富なラインナップ、ということだろうが、それは
は結果として急ぐあまり、認証不正につながった、ということ
だろう。
私の妹も岐阜市でキャストスタイルを購入したが、神戸に嫁
ぎ、神戸での運転には自信がない、ということで岐阜に置いて
きたそうだ。甥っ子のお嫁さんに贈呈したとい。ワゴンRに似
てはいるが、ずっと洗練されている。そこが魅力ということだ
ろう。
さりながら、「トヨタが日本から出ていけば」発言、そりゃ、
産業では自動車は最後の砦、そりゃ事実だ。日本の圧倒的分野
のはずの家電、電子産業が見る影もないこと、EVという自動車
の半家電化で日本の自動車産業もその強さは凡庸を極めること
になる、それは事実だ。
だがトヨタの莫大な利益、輸出還付金も莫大、正規の従業員
には大盤振る舞い、・・・・・・それでその他の圧倒的多数の
日本人に恩恵がありますか?である。低給与で黙って職場を守
るだけの圧倒的大多数の中小零細、非正規などのひとに「トヨ
タ」の恩恵などなにもない。トヨタがいなくなっても、関係は
ないのである。
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