医療受診に顔認証の超非常識!疾患は顔貌に必ず変化をもたらす。救急、意識不明、激痛で苦悶、顔面負傷、顔面腫脹など枚挙にいとまがない。

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 今年、2024年12月12日で健康保険証は使えなくなるという。
従来は健康保険証で手間いらず、安心して保健医療を受診でき
た。が、健康保険証廃止、あのマイナカードで顔認証となると
、事態は一変する。そもそもマイナカードをそもそも作れない、
将来的には更新できない。「代理人」などいない独居、あるい
は後期高齢者のみの夫婦、移動の手段も乏しい、そもそも体調
が悪い、また衰えで動けない、あのマイナカード関連の行列に
並ぶなど想像もつかない、という層は非常に多い。

 更に顔認証、考えてほしい。疾患、不健康、急病、救急など
受診に際しては顔貌に変化が生じるケースが多い。腎炎で顔に
浮腫、肝炎で顔もやせ細る、顎炎で頬が腫れ上がる、顔面を負傷
、そもそも意識不明、意識は虚ろ、などは救急ではごく当たり前
だ。無意識歌劇痛に顔を歪める、七転八倒の人をどうやって顔認
証するというのか!

 顔認証というのは「壮年」その前後の人が、健康な状態でいた
ら確実性は比較的高い、がそれ以外、受診せねばならないという
不健康状態、疾患のため顔貌に大きな様相の変化が生じているケ
ース、がごく普通で顔貌、顔相に全然影響が出ていない、という
方がむしろ稀であろう。乳幼児は当然だが幼児、子供、など顔認
証自体が理に合わない、のは当然で若年、壮年でも現実の顔貌は
マイナカードの画像で認証エラーとなるケースは何ら珍しくない。
逆に顔認証では双生児を見破れたケースは一回もないという。
高齢者ではむろん、マイナカード自体を作れない、写真を撮れな
い、役所に出向けない、寝たきり、体が動かしにくい、孤立して
いる、など、マイナカードゆえのとんでもない不都合が多すぎる
し、しかも深刻であり、不可能のレベルになるケースが多い。

 オンライン資格確認より健康保険証を見れば明らかであり、マ
イナカードをならではの利点とマイナカードゆえの負担を考える
と、およそバカバカしくで、「デジタル社会」のためなど笑止千
万というほかはない。

 わかりやすいのは救急である。意識不明、意識は希薄、苦悶に
のたうつ、顔貌変化は極端、どうやって「顔認証」?別にオン
ラインで情報を得る以前に目前の処置がマイナカードの必須化で
阻害される。厚労省は「事後的でいい」というが今後大発生のマ
ナカード難民に対処など不可能だろうし、根本は病気が顔に変化を
もたらすケースが非常に多いのは当然で、受診に、「顔認証」自体
の非常識さである。暗証番号が分からないケースがまた多い、とい
うかそれが普通である。

 ここまで国民の実態、医療現場の実態を蹂躙し、政治家と官僚の
密談でのなれ合い、その悪システムの強要、・・・・・・あまりの
バカらしさに怒りが収まらない。議院内閣制という窮極の非民主的
統治機構に誤りがあるとしか思えない。

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